先日新型Cクラスのモード燃費が公表されました.
C200でWLTCモードで15.4(市街地10.2,郊外15.0,高速17.1)でした.
先代C200後期のローレウスエディションでWLTCモード燃費が12.9km/Lだったのでかなりの進化だと思います.
BSGがISGへ変更になった影響も大きいのでしょう.エンジンはともに1.5L直4ですがM264型からM254型へと変更されています.
車重については先代C200が1580kgであった一方,新型は1660kgと重量は増加しています.
なお,現行E200スポーツは先代Cクラスと同じM264型エンジン+BSGという仕様ですが,WLTCモード燃費は12.8となっています.
車重は1720kgとクラス相応に重いのですが,先代C200とほぼ同等の燃費を確保しているのは優秀と言えるかもしれませんね.
なお出力についてはE200はエンジンの最高出力184PS,最大トルク280Nです.BSGのモーターのトルクも38Nです.
一方,新型Cクラスはエンジンの最高出力204PS,最大トルク300Nです.モーターのトルクも208Nと大幅にパワーアップしています.
車重もE200より軽いので軽快でパワフル,燃費の良さの両立した新世代のパワーユニットということのようです.
結果的にはE200は落ち着きのあるラグジュアリーセダン,C200は軽快なスポーティーセダンというキャラクターの棲み分けにも貢献している気がします.
ちなみに,全く出力は異なりますが,ハイブリッド化されていない純ガソリンエンジンのCLA180(1.3L直4.車重1420kg)はWLTCモード15.3に留まります.
136PS,200Nの出力しかないこのダウンサイジングターボエンジンと同等のモード燃費を実現した新型C200のパワーユニットはやはり優秀と言えると思われます.
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