【フランス車】プジョー,シトロエン,DSでブレーキホールドを利用する方法 Part 2【電動パーキングブレーキ搭載車】

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 プジョー,シトロエン,DS(PSAグループ)の最近の新型車には電動パーキングブレーキは搭載されていますが,何故かブレーキホールド機能には非対応です.

 ブレーキホールド機能とは,信号待ちなど停車中にブレーキペダルから足を離していても停車を保持してくれる優れものです.ストップアンドゴーの多い街乗りなどでは右足の負担感がだいぶ軽減されます.

 先日,このブレーキホールド機能についてフランス車でも利用できる方法について解説しました.

 しかし,もっと単純にブレーキホールドが実現できる方法が見つかりましたので,記載します.

 その方法とは,センターコンソールの「電動パーキングブレーキスイッチ」を作動させることです.

 信号待ちなどで停車した際に,ブレーキを踏みながら,電動パーキングブレーキスイッチを押すだけですぐにブレーキホールド状態になります.

 そして解除する際には「電動パーキングブレーキスイッチ」を作動させる必要はありません.

 ただ単純にアクセルペダルを踏み込むことで自動的に電動パーキングブレーキが解除されて発進します.

 つまり,実質的にはワンボタンの操作でブレーキホールドを作動させることができるので非常に便利です.

 Pレンジに入れるよりもトランスミッションへの負荷も軽減されると思いますのでPSAグループ車のオーナーの方はぜひご利用ください.

コメント

  1. sige より:

    ワンプッシュ(プル?)でホールドできるなら、実用可能範囲ですね。
    それにしてもメルセデスの踏み込み⇒ホールドの機能はすごく合理的で、他メーカーの停止で必ずホールドより、再発進などで合理的なんですが、なぜ他のメーカーは採用しないのか?
    パテントやコストの問題?

    • Dr.T より:

      はい,パーキングブレーキスイッチ操作一つでホールドできるので十分実用範囲だと思います.嬉しい誤算でした.
      ブレーキ踏み込み→ホールド機能は本当に合理的ですよね.一部の最近のランドローバー系で採用が始まっているようですが,他のメーカーは今のところ追従していないですね・・・.

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