【メルセデス・ベンツ】CLAと新型Cクラス 燃費は?【ISGの効果は?】

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 新型Cクラスが2021年7月に国内でも発表されましたが,8月現在,日本版の諸元表には燃費の数値は掲載されておりません.

 そして新型ではディーゼルモデルにもISG(マイルドハイブリッド)が搭載されました.

 今日は,ドイツ本国サイトを参考に,CLAとの燃費の差を検討してみたいと思います.

比較対象はドイツ本国には設定のある190PS,400Nmを発生する2Lディーゼル搭載のCLA220dと新型CクラスのC220dです.

C220dはエンジンだけで200PS,440Nmを発生しますが,ISGと呼ばれるマイルドハイブリッドのモータ(20PS,200Nm)が組み合わされます.

 さて,両車のスペックを比較していきましょう.

 CLA220d(前輪駆動) 0-100km/h加速:7.1秒

           EUでのモード燃費:100km走行に4.6-4.4L必要

 C220d(後輪駆動)  0-100km/h加速:7.3秒

           EUでのモード燃費:100km走行に4.6-4.3L必要

 パワー,トルクはC220dの方が上回りますが,重量はCLA220dの1560kgに対して,C220dは1755kgと200kg近く重いことが影響し,加速ではCLA220dの方が速いという結果になっています.

 燃費についてはマイルドハイブリッド化の恩恵でCLA220dと同様以上の数値が確保されています.

 あくまでカタログ上の机上の空論ではありますが,やはり,ISGは燃費についてはあくまでプラスアルファ程度であり,エンジン再始動時の滑らかさや加速アシストでの恩恵がメインということなのでしょう.

 故障すると多くの出費が必要になるISGですが,新型Cクラスは故障しやすいエアサス搭載が見送られているので,維持費コストのリスクもトータルでは旧型と同等程度と言えるのかもしれませんね.

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