米国で約1万2千台超のメルセデス・ベンツ車がバッテリー不具合でリコールへ
米国の道路交通安全局(NHTSA)によると、Mercedes‑Benzは2026年2月、米国市場向けに販売された電気自動車を対象に大規模なリコールを実施すると発表しました。
対象車両は11,895台にのぼり、高電圧バッテリーの内部故障によって火災のリスクがある可能性があるとのことです。
高電圧バッテリーの内部故障で火災リスク
今回のリコールは、高電圧バッテリーのセル内部が正常に機能しない場合があり、その結果として走行中や駐車中に熱暴走による火災が発生するおそれがあるためとのことです。
NHTSAの通知では、所有者に対して屋外での駐車や充電制限、無償バッテリー交換の手配を推奨しています。
対策とユーザーへの注意事項
リコール対象車の所有者には、ディーラーで無償のバッテリー交換を受けるよう案内されています。
修理が完了するまで、バッテリーの最大充電レベルを80%に制限し、自宅ガレージや建物の近くではなく屋外で駐車するよう指示が出されています。
こうした対応策は火災リスクを下げるための暫定措置です。
やはり満充電はバッテリーへの負荷が高いということでしょう。
対象となる車種
対象となっているのは主にEQBシリーズで、2022年から2024年モデルのEQB 250+、EQB 300 4MATIC、EQB 350 4MATICなどです。
これらのモデルに搭載された高電圧リチウムイオンバッテリーの一部セルが製造段階で規格外となり、内部短絡のリスクが高まったとされています。
過去の対応からの進展と現状
このリコールはソフトウェアアップデートや過去の改善措置では完全に解決できなかったことが背景にあります。
現状ではバッテリー自体の交換が必要であり、これまでのリコール対応からさらに踏み込んだ措置が取られています。
所有者からはリコール対応部品の供給時期やリコール修理が遅れるとの声も一部で聞かれています。
日本国内での影響は?
現時点では日本国内で同様のリコール情報はメルセデス・ベンツ日本公式サイトには掲載されていません。
ただ、中国でも同様のリコールが発生しており、近い将来、日本でも大規模リコールに発展する可能性は否定できなさそうです。
メルセデスのEVユーザーは今後の案内に注目しておく必要がありそうです。


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