メルセデス・ベンツは早急なEV移行を掲げ、電動化戦略を進めていましたが、昨今の全世界的なEV人気の低迷に伴い、EV移行の速度を緩める方向へ舵を切っています。
今後はEVのみ車種が増えてしまうことが危惧されましたが、実際はハイブリッドも同時にラインナップされることが多くなりそうです。
実は同じドイツメーカーのポルシェもEV戦略の見直しをすると発表しています。
2025年9月に次期ボクスター/ケイマンにも内燃機関モデルを設けるというアナウンスがなされました。
カイエン、パナメーラに関しても内燃機関モデル、PHEVモデルが2030年代後半まで生産継続されるとのことです。
マカンは最新型はEV移行されましたが、結局、マカン相当の内燃機関モデルも投入される見込みとなっています。
この新型SUVは、フォルクスワーゲン・グループのプレミアム・プラットフォーム・コンバッション(PPC)を採用する3代目アウディQ5をベースとするため、ポルシェ初の前輪駆動主体の量産車となります
マカンは日本国内でも圧倒的によく売れたポルシェの屋台骨を支えるモデルであり、内燃機関バージョンの新型にはディーラーの期待も大きく高まりそうですね。

流石に当初の2030年までに世界販売の80%を電動車とする方針は非現実的だったとのことですね。
これら電動化戦略の見直しはユーザーにとってはありがたいとも思えますが、メーカーとしては過剰投資分の回収など大きな痛手となりそうですね。
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