メルセデス・ベンツはかつてGLCベースのEVとしてEQCというモデルを展開していましたが、ブランド銘々規則の見直しなのか、今回、後継車種として「GLC400 4MATIC with EQ Technology」が2025年9月にワールドプレミアされました。
(従来の内燃機関のGLCももちろん継続販売されます。)





いかにもEVらしい光るフロントグリルは評価が分かれるところだと思いますが、エクステリアデザインは意外とコンサバティブで悪くないのではないでしょうか?
今回発表された最上位モデルの「GLC 400 4MATIC with EQ Technology」は、全長4845mm✕全幅1913mm✕全高1644mm、ホイールベースは2972mmというボディサイズで、現行型よりもひと回り大きくなっています。
前後ふたつのモーターを備えた4WDモデルで、トータルの最高出力は360kW(490馬力)を発揮し、最大713kmの航続距離を実現するとしています。
インテリアでは、メルセデス・ベンツ史上最大となる39.1インチの「MBUXハイパースクリーン」が広がります。
早くも第4世代となったMBUXは助手席向けにはディズニー・プラスを含む40以上のエンターテインメントアプリも用意されており、移動時間をより豊かにする設計とのことです。
安全性と先進運転支援機能も充実しており、「MB.DRIVE」と呼ばれるシステムは、最大10台のカメラ、5台のレーダー、12台の超音波センサーを駆使し、状況をリアルタイムに把握します。
人工知能によってドライバーを支援し、常にアップデート可能な構成となっているとのことです。
購入後もソフトウェアの改良が継続されるため、長期的に安心して利用できる点も期待できますね。
EV人気が盛り上がらず、リセールも低迷している日本市場でどこまで旋風を巻き起こせるのか国内導入が楽しみですね。
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