先日CLA200dの代車で現行CクラスのC220dを借りました。
メルセデス一押しの先進装備であるARナビゲーションが搭載されていましたのでレビューしたいと思います。
ARナビとはフロントのカメラ映像をナビ画面に映し出し、交差点が近づくとその映像内に曲がるべき方向に矢印を投影するという機能です。
このように大画面で実際の映像が投影されますが、使いやすいかと言われるとそこまで感動はありません。
ヘッドアップディスプレイには簡易的な地図と交差点までの距離が表示されるので、むしろそちらを参考に曲がってしまうことの方が多いくらいでした。
都市高速の複雑な分岐などでは真価を発揮する可能性もなくはないですが、田舎在住の私にとっては普通の地図で全く不満はありません。
ただ同乗者には「すごい車だ」とウケることは間違いないですので、そういう観点からの満足度は高いと言えるかもしれませんね。
昨今、ARナビは半導体不足などの影響で選択できなくなる場合もあるようなのですが、特になくても大きな問題はないと個人的には思いました。
Sクラスはヘッドアップディスプレイ内にARナビのような投影を行なってくれるので実用性はさらに高まりそうですが、Eクラス以下はセンターモニターの画面内の投影に留まりますので、価値は薄めです。
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