私のCLA200dの点検時の代車として後期型のCLA180がきました。
後期型はステアリングが一新されており、タッチセンサー式に変更となっています。
こちらはEクラスの画像ですが、後期型のAクラスファミリーも一斉にこちらのステアリングに変更となっています。
従来は下記のようにステアリングの黒い部分のみがタッチセンサーで上下左右にスワイプと押し込んで決定をすることが可能でしたが、今回は全面タッチセンサー化されています。
今回は新しいステアリングスイッチの使用感をレビューします。
ACCの速度調整はブラインドで可能
ACC(全車速追従クルーズコントロール)の調整はスワイプで1km/h刻み、押し込むことで10km/h刻みの調整が可能です。
一応、調整部分に凹みがあるので、指の腹で触った感触を活かしてブラインド操作は可能です。
とはいえ、従来の物理スイッチの方がクリック感も明確で操作しやすいことは間違いありませんが・・・。
ボリューム調整は繊細
ボリューム調整も左側のスイッチのスワイプで行います。
慣れるまでは音が大きくなりすぎたり小さくなりすぎたりするので注意が必要です。
コツを掴めば上手に操作できるようにはなりますが、センターコンソールの物理的なボリュームスイッチを使った方が昔ながらの操作感で安心感がありました・・・。
上下左右のスワイプは難化
従来型は四角い黒いスイッチをスワイプすることで簡単に上下左右を選択できましたが、新型のステアリングは「どこがタッチセンサーなのか?」ということが触覚で分かりにくいため、上下左右の操作は明らかにやりにくくなりました。
押し込むと決定できるというロジックも同じですが、ステアリングスイッチは1枚の板になっているため、クリック感がどうしても分かりにくく、従来型の方が明らかな「ボタン」であるため操作性良好です。
まとめ
各媒体のレビューでもあまり良い評価を聞かない新型のステアリングですが、今回ゆっくりと触る機会があり、自分で試すことができました。
確かに操作性は従来型よりも悪化しています。
見た目の先進性は新型の方があることは間違い無いのですが、ここまでして物理スイッチの数を減らしすぎなくても良いのになぁと感じさせられました。
個人的に自分のCLA200dのシルバー加飾されたステアリングスイッチは結構お気に入りだったりします。
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