先日,私のCLA200dをリコールに出した際にいただいた代車が前期型のGLA200d 4MATICでした.
GLAは私のCLAと同じく,AクラスをベースとしたコンパクトクラスのSUVであり,搭載されるインフォテインメントシステムなどは共通です.
ただ,メーター表示はCLA200dではできない項目もGLA200d 4MATICでは表示できました.
左側のリングには車両の前後左右の傾き角度をリアルタイムに表示させておくことができます.
GLAはあくまで都会派SUVであり,本格的なオフロードを走破する人はごく少数だとは思いますが,Gクラスを頂点とするメルセデスSUVの血統を感じさせる粋な演出ですよね.
右側のリングには4MATICの作動状況をリアルタイムに確認することができます.
こちらはおそらくAクラスファミリーの4MATICモデル全車種で対応しているものと思われます.
ただ,GLA/GLBというSUV系はCLAなどの4MATICよりもより積極的に後輪を作動させる特性になっています.
コンフォートモードでは基本的に前輪80%,後輪20%でトルクを配分すると記載されていましたが,実態はアクセルの踏み方によって大きく変動していました.
強力な加速をするシーンではほぼ50:50の配分になりますし,ほどほどの加速では80:20程度になります.
また,薄くアクセルを踏んだ状態での定速巡行では前輪100%の状態となっていました.
もちろん燃費はFFモデルよりは悪化してしまいますが,できるだけ効率も追求した制御かと思われます.
実際,GLA200d 4MATICはウエット路面でもタイヤの空転は認めず,フラット感を保ちながら加速してくれました.
私のCLA200dはウエットでのフル加速はタイヤが空転しやすいので,4MATICは雪国でなくとも日常のドライバビリティ向上に寄与してくれる装備だと思います.
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