私のCLA200dは2019年に購入した個体であり,第一世代のMBUXを搭載しています.
A,Bクラス,CLA,GLA,GLBなどのAクラスファミリーは日本国内で2023年,一気にマイナーチェンジを迎えました.
それに伴い,搭載されるインフォテインメントシステムは現行のCクラスやSクラスデビューと同時期に搭載され始めた「第二世代MBUX」へ変更されました.
ハードウェア的には2連ワイドモニターを継承し前期型と変化なしですが,ソフトウェアは別物になっています.
今回,新型Aクラスのメーターに触れる機会がありましたので,メーター画面をレビューしたいと思います.
第二世代MBUXのメーター表示
クラシック,スポーティー,ジェントルの3つのモードがありますが基本的にはクラシックを使うことになるのだと思います.
クラシックの場合,上の写真のようにメーター中央部分を走行距離,トリップメーター,燃費,アテンションアシスト,メディア,地図に切り替えることが可能になります.
ただし,第一世代のMBUXのように左右のメーターリングの中の表示を変更することは不可能になってしまいました.
第一世代MBUXのメーター表示
このように左右のメーターリング内の表示を自在に切り替えることが可能になっています.
もちろん中央部分も変更可能です.
考察
第二世代MBUXは「ゼロレイヤー」というシンプルなユーザーインタフェイスを目指し,設計されたため,第一世代と比較してカスタマイズ性は低下してしまいました.
第一世代MBUXでも左右のメーターリングをステアリングスイッチで上下にスワイプするだけで表示内容変更できるため,特に煩雑な印象はなかったのですが・・・.
私は左側のメーターリングに「スタート後燃費」,中央部に「メディア」右側のメーターリングはタコメーターにする運用がお気に入りです.
さらにヘッドアップディスプレイには瞬間燃費と先行車との距離の表示を行っています.
第二世代MBUXではカスタマイズ性が低下しているので,特にヘッドアップディスプレイ非搭載車では瞬間燃費とトリップメーターや地図の同時表示ができないなど,辛い場面も出てしまうかもしれません.
なお,第一世代MBUXにあったエコドライブ度を評価する「Eco表示」という画面は廃止されてしまっています.
私はあまり使っていない機能ではありましたが,せっかくの機能なのに削減されてしまい残念ですね・・・.
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