現行型CLAは2019年にデビューし,登場4年を迎える2023年9月にマイナーチェンジ版(後期型)が国内導入されました.
グレード構成は?
クーペの構成は
CLA180:573万円
CLA200d:607万円
CLA 35 4MATIC(AMG):854万円
の3つです.
シューディングブレークには180の設定はなく,200dとAMG35のみの構成でクーペより10万円高です.
2019年のデビュー当初に設定されていたCLA 250 4MATICは廃止ですね.
AMGのCLA45Sは遅れて設定されることになるのでしょうか.
サプライズ1:BSG搭載
2023年初頭にマイナーチェンジが施されたAクラス,Bクラスと同様のパワートレイン構成になると予想していました.
上記記事で解説していますが,Aクラス,Bクラスのガソリンエンジンモデルはドイツ本国とは異なり,48Vマイルドハイブリッド(BSG)は非採用でした.
CLAも同様に非採用で国内導入されるかと思われましたが,CLAについてはしっかりとBSGを採用してきました.
BSGは燃費向上とアイドリングストップ復帰の振動解消,低速域でパワーアシストなどのメリットが得られるので喜ぶ方が多いかもしれません.
サプライズ2:ブルメスターサウンドシステムの設定が追加
これまでAMGモデルにしか設定がなかったブルメスターのプレミアムサラウンドサウンドシステムが「アドバンスドパッケージ」に含まれる形で設定されました.
前期型のモデルライフ途中まで設定されていた「アドバンスドサウンドシステム(10スピーカー)」は標準の6スピーカーと大差ない音質だったのですが,今回,ブルメスター化されると大幅な音質向上が期待できるかもしれません.
サプライズ3:AMGラインでホイールが19インチ化
これまで,CLAは標準モデルもAMGラインも18インチホイール装着で,ホイールデザインのみの変更となっていました.
今回,AMGラインでホイールが19インチ化されます.
かなり思い切った設定だと感じました.
元々CLAは電子制御ダンパーもエアサスもないコンベンショナルなメカサスの足回りで,硬めの乗り味でしたが,19インチタイヤを装着するとさらにハードな乗り心地になる可能性があります.
このあたりは可能なら試乗で吟味してから検討した方がいいかもしれません.
サプライズ4:スポーティエンジンサウンドが追加
AMGラインに含まれるオプションとして「スポーティエンジンサウンド」が追加されました.
マフラーなどを専用品にするオプションなのでしょうか.
ガソリンモデルには設定がなく,ディーゼルモデル「CLA200d」のみの特権のようです.
私は前期型のCLA200dに乗っていますが,どの程度,音質が変貌するのか気になります.
ディーゼルエンジンでスポーティー表現は意外と難しいような気もするのですが・・・.
まとめ
値上げにはなりましたが,前期型には無かった装備も搭載され,センタータッチパッド廃止などの改悪だけが目立つわけではなくなったと言えるかもしれません.
CLA200dでフルオプション,延長保証もつけると支払い総額は800万円に迫る価格帯にはなりますが,売れ行きに注目ですね.
個別のオプションなどについては今後も当ブログでまとめ記事を作成予定なので今後ともよろしくお願いいたします.
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