今日はCLA200dに搭載されているシートキネティクス機能について書きます.
シートキネティクスはリラクゼーション機能として分類されています.
簡単に言うと,シートバックレストとシートクッションを定期的にわずかな角度動かすことで背骨にかかるストレスを緩和する機能のことです.
この機能により長距離ドライブでも一定の姿勢で固まることなく,疲れが軽減されます.
シートキネティクスが作動する時間が短(16分),中(32分),長(96分)とプログラムされており,その期間,シートが定期的に動きます.
また,運転席,助手席それぞれでオンオフ設定できます.
また,シートバックレストのみとすることやシートクッションのみとすることも設定可能です.
そして,私も長距離ドライブの際に使ってみましたが,あまりしっくりきませんでした.
というのも,元々自分のベストな角度で設定したシートの角度が勝手に動かされてしまうのでついついパワーシートスイッチで再設定したくなってしまうからです.
そしてパワーシートスイッチで再設定した瞬間にシートキネティクス機能はoffになってしまいます.
これであれば長距離運転中に適宜自分で微妙にパワーシートを動かした方がストレスが少ないような気がします・・・.
MBUXに対して「マッサージして」と頼むと「申し訳ございません.この車両ではご利用いただけません」と言われてしまいます.
ドイツ本国のCLAではマッサージ機能も設定があるのでしょうが,日本導入はされておらず残念です.
最近はマッサージ機能が搭載されている車も多いので,この点はCLAの残念ポイントと言えるかもしれません.
以上,非常に地味で存在感の薄い快適機能「シートキネティクス」についてでした.
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