【メルセデス・ベンツ】日本で乗るにはドイツ車は不適か?【フランス車の方がいい?】

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 我が家にはドイツ車であるメルセデス・ベンツのCLA200dとフランス車であるDS3クロスバックがあります.

 DS3クロスバックの方が車格としては1クラス下ですが,DSはフランスのプレミアムブランドではあります.

 今回は日本で乗るにはドイツ車よりもフランス車の方が適しているのかという点についてまとめたいと思います.

想定速度域の違い

 ドイツは制限速度無制限のアウトバーンがある国なので,コンパクトカーでも200km/h前後の速度域に対応した足回りが搭載されています.

 サスペンションのセッティングは自ずと硬めになるため,低速域の街乗りでは段差でのコツコツ感が出てしまうシーンがあります.

 一方,フランスの高速道路は最高速度130km/hなので,ドイツ車のような超高速域をカバーする必要はなくなります.

 低速での快適性も両立したサスペンションのセッティングになっています.

 その分,高速域ではドイツ車のような抜群のスタビリティは感じにくくなります.(もちろん不安を感じるレベルではありませんが・・・.)

 つまり,ドイツ車とフランス車は設計思想からそれぞれ「スイートスポット」となる速度域が異なるという訳です.

 日本は世界的にも渋滞が多めで平均車速が低めの国なので,フランス車のセッティングの方が好ましいと感じる方が意外と多いかもしれません.

シートの違い

 ドイツ車のシートは硬めであり,あくまでも「乗員を安定してホールドする装置」という価値観を感じます.

 フランス車のシートはふっくらとした感じで「乗員にくつろぎを提供する快適装備」という価値観です.

 DS3クロスバックのカタログには「まるでラウンジでくつろぐような」というような言葉があります.

 確かにDS3クロスバックのシートの掛け心地は快適そのものです.

 CLAのシートも長時間座っていて疲れにくい設計なのでしょうが,チョイ乗りで使う分にはDS3クロスバックのシートの方が「座りたい」と感じるシートだと個人的には思います.

まとめ

 では,やはりドイツ車を日本で乗るのはおすすめできないのかというとそういうわけではありません.

 日本国内でドイツ車を乗るメリットは「わかりやすい輸入車感」に尽きると思います.

 国産車よりも明らかに硬質なボディ剛性などは容易に感じとることができますし,「積極的に走ろう」という気持ちにさせてくれるのもドイツ車だと私は思います.

 チョイ乗りで使うには贅沢な気もしますが,たまに高速道路を走ることがあればその都度「買ってよかった」という気持ちになれると思います.

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