先日,CクラスとレクサスISがどの程度値上がってきたのか歴史を振り返りました.
最近はAクラスがマイナーチェンジし,大幅に値上がりしたことが話題になりました.
今回は過去のAクラスがどの程度マイナーチェンジで値上がってきたのか,歴史を振り返ってみたいと思います.
初代Aクラス(W168型)
1998年に登場したモデルです.初めて国内に導入されたA160は265万円でした
2001年のマイナーチェンジでは意外にもA160は225万円に値下げされています.
2代目Aクラス(W169型)
2005年にフルモデルチェンジで国内に導入された際にはA170は252万円でした.
2008年のマイナーチェンジではA170は269万円に値上げされました.
この時期は円高の影響もあり,値上げ幅は少なかったようですね.
3代目Aクラス(W176型)
トールワゴンスタイルからオーソドックスなCセグメントハッチバックに生まれ変わったモデルです.
2013年にデビューした時点ではA180ブルーエフィシエンシーで284万円スタートでした.
2015年にフルモデルチェンジした時のベースグレードA180スタイルは296万円でした.
意外にも値上げ幅は少なめです.
4代目Aクラス(W177型)
現行モデルです.
2018年に国内導入された際にはA180というベースグレードは322万円でした.
これは受注生産だったので,現実的な基本グレードとなるA180スタイルで362万円でした.
今回,2023年のマイナーチェンジでA180は498万円スタートに値上がりしています.
この間にレーダーセーフティーパッケージが標準装備化されたという事情はあるにせよ,信じられない値上げ幅です.
まとめ
ここ数年のインフレの異常さがわかる結果となりました.
20年前の約2倍という値段になっているのは装備の充実とインフレの流れを考慮して仕方ないかもしれませんが,同じW177型で2018年と比較して150万円前後も値上がりしてしまっているのは異常事態だと思います・・・.
これから輸入車の価格がどうなっていくのか要注目ですね.
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