昨日の記事で2023年のAクラスマイナーチェンジについて記載しました.
これまでAクラスハッチバックのA200dが502万円とCLA200dクーペが567万円と65万円の価格差があり,その分,CLAが上位車種ということで装備面で微妙に差別化されていました.
そんな関係だったAクラスとCLAですが,今回,Aクラスが先んじてマイナーチェンジを行ったことで価格が逆転しました.(Aクラスは円安反映価格でオプション価格も割高になっています.)
ハッチバックのA200dの価格
素の状態での本体価格は558万円です.
フルオプション(ボディ色はコスモスブラック)にすると車両本体価格は675.3万円です.
セダンのA200dの価格
素の状態での本体価格は570万円です.
フルオプション(ボディ色はコスモスブラック)にすると車両本体価格は687.3万円です.
B200dの価格
Aクラスと合わせてマイナーチェンジされたBクラスです.
素の状態での本体価格は573万円です.
フルオプション(ボディ色はコスモスブラック)にすると車両本体価格は691.9万円です.
CLA200dクーペの価格
素の状態での本体価格は567万円です.
フルオプション(ボディ色はコスモスブラック)にすると車両本体価格は679.6万円です.
まとめ
マイナーチェンジ前は65万円あったA200d(ハッチバック)とCLA200dクーペの価格差はほぼ消失してしまいました.
AクラスセダンとCLAクーペの価格差は完全に逆転してしまっています.
装備面では今回,マイナーチェンジを受けたAクラスやBクラスではARナビや10スピーカーのアドバンスドサウンドシステムが装備されますが,その分,センターコンソールのタッチパッドは廃止され,内装の質感低下を認めています.
当然,メルセデスベンツ日本としてもこの価格の歪みを許容するはずはなく,CLAも数ヶ月のマイナーチェンジ国内導入のタイミングで50万円以上の値上げが予想されます.
現時点で前期型CLAを買ってしまうというのは相当アリな選択肢だと思われます.
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