【メルセデス・ベンツ】モデルサイクル的にコンパクトセグメントが弱くなっていそう【まだまだモデルライフ中間】

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 メルセデス・ベンツはMFA2プラットフォーム(前輪駆動系)を採用するモデルを2018年末のAクラスを皮切りにBクラス,CLA,Aクラスセダン,GLA,GLBと2020年6月までに続々とフルモデルチェンジしました.

 そんなFF系のメルセデスですが,基本骨格,エンジンラインナップ,インテリアのデザインテイストに至るまで上手に共有してコストカットを行なっています.

 全てがAクラスからの派生車種という言い方もできるような展開です.

 この手法のデメリットはメルセデスのコンパクト車種群のモデルチェンジが全て同じような時期に偏ってしまうことです.

 Aクラスはまだ欧州でマイナーチェンジ版が発表されたばかりで日本国内はまだマイナーチェンジ前の前期型が販売されています.

 そんなAクラスですが,欧州Cセグメントとしてはルノーメガーヌを除いて既に最古参です.

 メルセデスは高級ブランドということもあり,欧州Cセグメントの中でもAクラスは最も強気な価格設定となっています.

 そんなAクラスがこれから4年間程度は最古参として強力なライバルたちと戦い続けなければなりません.

 派生車種も同時期に陳腐化は避けられません.

 メルセデスのコンパクトセグメントはこれから4年間はこれまでよりも苦戦を強いられるかもしれませんね.

 元々メルセデスとしてはコンパクトセグメントは利益が少ないと判断しているようで次回のフルモデルチェンジのタイミングで派生車種を大幅削減する見込みとなっています.

 メルセデスは現状はAクラスファミリーの頑張りもあり,輸入車最量販ブランドですが,今後は高級路線に回帰する戦略なのかもしれません.

 

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