【メルセデス・ベンツ】CLA200dのシートについて【スポーティーではあるが】

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 CLA200dにはAMGラインを選ぶと「スポーツシート」と呼ばれるヘッドレスト一体型のシートが装着されます.

 非AMGラインではヘッドレスト別体の「コンフォートシート」が装着されます.

 私のCLAは「スポーツシート」ですが,代車で「コンフォートシート」装着車を運転した経験もあります.

 実は座り心地は両者大きな差はありません.

 若干,スポーツシートの方が硬いかなぁとも思いますが,基本的に両方ともドイツ車らしい硬めのテイストです.

 スポーツシートは一体型ヘッドレストがやや前傾していますが,私にとってはちょうどいい角度なので気になりません.

 前傾が少ないと追突された際にムチ打ちになるリスクが高まりますし・・・.

 ガッチリホールド感が高そうに思えるCLAのシートですが,欠点は肩周りのサポート力だと思います.

 両脇のサイドサポートの張り出しは十分なのですが,肩周りだけ削ぎ落とされており,「ゆったりとシートに体を預ける」という感覚にはなりにくいのも事実です.

 この辺りはCクラス以上と差別化を感じる部分です.

 その分,腕を動かしやすかったりするのですが,個人的には肩周りのサポートが大きい方が好きです.

 我が家の2号車のDS3クロスバックのシートは本当に素晴らしく,ゆったりと包み込むように体全体をサポートしてくれます.

 先日,代車で乗ったシトロエンC3も同じ旧PSA系のフランス車ですが,DS3よりは平板なシートでこの辺りにはブランドの格差を感じました.

 ドイツ車のシートは硬め,フランス車のシートは柔らかめというイメージ通りの結果ではあります.

 高速道路をロングツーリングするなら硬めのシートの方が腰には優しいのでしょうが,ふんわりとした柔らかいシートも個人的には好きです.

 ただ,「走るぞ!」という気分にさせてくれるのは間違いなくCLA200dのスポーツシートだと思います.

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