昨今,円安の影響で輸入車の価格が高騰しています.
レクサスはメルセデス,BMW,アウディなどのプレミアムブランドに対抗するためにトヨタが設立した国産ブランドです.
以前よりライバル車種と比較して若干レクサスの方が安い傾向にありましたが,昨今の円安の影響でこの違いが際立ってきているのでしょうか?
以前,レクサスUXとGLAを比較した記事やレクサスISとCクラスではレクサスの割安感が際立っていました.
今回はフラッグシップセダン対決としてメルセデス・ベンツのSクラスとレクサスLSの価格差について見てみたいと思います.
Sクラスの価格は?
現在の2022年モデルでは3L直6ディーゼルのS400dが1378万円からスタートです.
3L直6ガソリン+ISGのS500は1465万円スタートです.
S400dにフルオプションで延長保証などもつけると見積もり合計額は1724万円程度になりました.
レクサスLSの価格は?
最もシンプルなLS500 I packageで1190万円からのスタートです.
LS500のエンジンは3.5LV6エンジンです.
LS500h I packageでは1267万円からのスタートです.
LS500hのエンジンはトヨタ自慢のハイブリッドシステムが搭載されています.
装備充実の LS500 version Lを選んだ場合で1390万円,LS500h version Lで1431万円です.
比較すると
最も安い構成でLSはSクラスよりも200万円弱安い計算です.
フルオプションのS400dと比較するとLSはversion Lでも300万円程度安くなります.
ただ,レクサスLSには最上級の後席を備えるLS500 EXECUTIVEがあり,こちらは1600万円級の価格になるので,Sクラスのフルオプションにかなり近づいた価格帯となります.
まとめ
1500万円級の価格帯になると両車の金額差はISやUSとの比較の場合よりも感じにくいのは気のせいでしょうか?
確かにSクラスの方が割高に感じる部分もありますが,プレミアムFセグメントの王者と考えるのあれば納得のプライスかもしれません.
あとはリセールなども考慮して選択するというような感じでしょうか.
円安の影響は否定できませんが,メルセデスとしては,まだまだSクラスのブランド力も考慮すると,許容範囲の価格設定でいけているのかもしれませんね.
コメント