DS3クロスバックにはアイシン製8速トルコンATが搭載されています.
BセグメントSUVにしては豪華な設定です.
とはいえ,実はこのATが曲者でメルセデスのCLA200dの8速DCTよりもシフトショックが大きいです.
上記記事でも詳述していますが,低速時のシフトアップで息継ぎ感があり,滑らかでないのが気になります.
とはいえ,ガツンというほどのショックはなかったので,なんとか許容範囲かなぁと思っていました.
そんなDS3クロスバックですが,先日,ショッピングセンターの屋上パーキングからスロープを下っている時に,かなり酷いショックに何度も見舞われました.
どうも,ATが「下り坂判定」を行い,低めのギヤに変えようという制御が絶望的に下手くそなようです.
かなり強いシフトショックで頭が前後に揺られうほどでした.
助手席の妻からは「壊れているんじゃないの?」と言われる始末です.
アイシンは古くからATに定評のある国産メーカーなので,信頼していたのですが,この制御はいただけません・・・.
アイシンが悪いのか,それともDS側のチューニングが悪いのかわかりませんが,せっかくのトルコンATなのにDCTよりも変速がぎこちないのは本当に残念です.
CLA200dでスロープを下る際は適切に低めのギヤを選択してくれ,特にギクシャクはしません.
その前に乗っていた2000年式の4速ATのセリカもトルコンらしい滑らかな変速をしてくれていました.
DS3クロスバックは8速ATという高級なシステムを活かしきれていないのがマイナスポイントです.
8速ATと聞くと「さぞ上質な変速フィールを提供してくれるだろう」と思ってしまうので・・・.
我が家のDS3クロスバックは2020年式なので,もしかしたら今の新車はランニングチェンジで改善されているかもしれませんが・・・.
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