メルセデス・ベンツの新車には「メルセデス・ケア」と呼ばれるサービスが付帯しています.
新車保証3年に加え,3年間の定期点検が無料で受けられます.
エンジンオイル・オイルフィルター・ワイパーブレードなどの消耗品の交換も無料で受けられます.
ディーゼルエンジン車の場合はAdBlueの補充も無料です.
そして,この「定期点検」というのは車のメーターモニターに「メンテナンス時期です」と表示されると受ける権利が得られます.
具体的には1年もしくは走行15000km(ディーゼルエンジン車は10000km)の速い方のタイミングで表示されます.
つまり,走行距離が多いオーナーは少ないオーナーよりも多い回数の定期点検を無料で受けられるということになります.
私の場合は納車初年度は1年経過する前に10000kmに到達しました.(ディーゼルエンジン車です)
そのため,納車9ヶ月目で1回目の点検を受けました.
その後は走行距離が減ったこともあり,2回目の点検はその12ヶ月後の納車21ヶ月目に受けました.3回目の点検も,その12ヶ月後の33ヶ月目に受ける予定です.
もちろん36ヶ月目には初回車検を受けることになりますが,こちらの整備費用もメンテナンスプラスに加入していれば無料です.(法定費用のみかかります.)
つまり,走行距離が15000km未満(ディーゼルエンジン車は10000km未満)の方は初回車検までに無料で2回の点検しか受けられませんが,走行距離が多い方はより多くの点検を受けられるということになります.
走行距離の多いユーザーの方がややお得感がありますね.
メルセデス・ケアの走行距離無制限というのはありがたい仕組みですね.
しかし5年で75000km以上走る方はメンテナンスプラスには加入できない等の制約もありますし,過走行車両は当然リセールも悪くなるので,いいことばかりでもないのかもしれません・・・.
実際,点検整備費用は購入時の車両本体価格に含まれているということにはなりますが,初の輸入車である私にとってはコミコミで維持費がかからない「メルセデス・ケア」は不意の整備費用に備える必要がなくなるため,気持ち的に楽に維持できるのはありがたいです.
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