私は2021年にDS3クロスバックの認定中古車を購入しましたが,2021年10月にグレード名が変更されました.
変更前のグレードについてはこちらの記事で考察していますのでご参照ください.
上記記事で詳述していますが,基本的にはベースグレードが「ソーシック」,上級グレードが「グランシック」,さらにナッパレザーシートなどの特別オプションが「OPERA」として用意されているという展開でした.
さて,新グレード展開ですが,基本的には「バスティーユ」が従来の「ソーシック」に相当し,「リヴォリ」が従来の「グランシック」に相当します.
「オペラ」は従来の「グランシック」に「OPERA」オプションを付加したものに相当します.
価格は?
・バスティーユ:402.4万円
・リヴォリ:436万円
・オペラ:466万円
それぞれ約30万円ずつの差となります.
装備差は?
バスティーユでも基本的にプレミアムブランドらしい装備は概ね装着されています.
・8エアバッグ
・衝突被害軽減ブレーキ
・レーンキープ機能付きの全車速追従クルーズコントロール
・ブラインドスポットモニター
・トラフィックサインインフォメーション
・アダプティブハイビーム(片側15個ずつのLEDを自動で制御)
・Android Auto/Apple Carplay対応7インチディスプレイ
・8スピーカー
・17インチアルミホイール
・ファブリックシート
さらにリヴォリになると
・アルミホイールが18インチに
・本革シート(調整は手動)
・スピーカーがFOCAL Electraの12スピーカーへ
・フロアマット
・フロントセンターアームレスト
・ヘッドアップディスプレイ(アクリル板投影式)
・グリップコントロール(滑りやすい路面での制御などをモード変更で調整できる)
が追加されます.
さらにオペラになると
・シートがナッパレザーに
・運転席のみパワーシートに
・フロントグリルがクロームアクセント入りに
・フロントシートヒーター
・ダッシュボードがナッパレザー張りに
おすすめは?
こうしてみると,2021年にグレード名称が変更になりましたが,実態としてはグレード構成内容に変化はありません.
従来モデルはOPERA以外はダッシュボードがブロンズ色でしたが,現在のモデルはダッシュボードはブラックになっています.
おすすめグレードですが,「リヴォリ」を薦めます.
最も大きな理由はヘッドアップディスプレイです.
DS3クロスバックのメーターはフル液晶ですが,サイズが小さく,情報表示は充実とは言い難いです.
全車速追従クルーズコントロールの作動状況などがヘッドアップディスプレイに表示されるのは便利です.
FOCAL Electraの12スピーカーサウンドシステムも素晴らしい音を奏でてくれます.(バスティーユでも8スピーカーあるので,こだわりがない人は十分かもしれません.)
「リヴォリ」でもパワーシートが付かず,シートヒータも付かないのがプレミアムブランドとして難ありですが,「オペラ」まで行くとコミコミ500万円が見えてきてしまいます.
ただし,「オペラ」でも助手席はマニュアルシートです.
また,全グレード共通でリヤセンターアームレストは装備されないのが残念な点とも言えます.
あくまで前席優先のプレミアムコンパクトSUVという感じです.
なお,DS3クロスバックは中古車では300万円未満でも購入可能が個体が多く存在していますので,必ず中古車市場もチェックしておきましょう.
コメント
つい先日、DS3クロスバックを購入しましたが、ダッシュボードの黒い内装は革(本物かどうかは怪しいですが)でした。値上げの罪滅ぼしでしょうかね。リヴォリしか見てませんが、おそらくはバスティーユもステッチの色違いで素材は同じかと。
コメントありがとうございます.ご納車おめでとうございます.そして最新モデルのダッシュボードの情報ありがとうございます.確かに値上げは痛いですが,その分,満足度の高い質感が得られれば納得感は得られますよね.