【メルセデス・ベンツ】CLA200d ワインディング走行は気持ちいいか?【車高は低いが】

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 CLA200dはAクラスよりもトレッド幅がフロントで63mm、リアで55mm拡大されており,スタビライザーの直径も拡大されています.

 リヤサスペンションもトーションビームからマルチリンクへ変更されており,メルセデスのFF系プラットフォームを採用するAクラスファミリーでは最もスポーティーなドライビング特性を獲得していると謳われています.

 サッシュレスドアを採用し,車高も低く,足回りのセッティングも硬めなのでスポーツカーを運転しているような気分にさせてくれます.

 CLA200dは最高出力は150psですが最大トルクは320Nmと十分以上にあるため,街中をスポーティーに加速する分にはなんの不満もありません.

 しかし,ワインディングになると少し評価が難しくなります.

 重いディーゼルエンジンをフロントに搭載するFFレイアウトであることも影響してか,ステアリングを切ってもスイスイ回頭していくような軽快なフィーリングにはなりません.

 むしろ重厚な乗り物をしっとりと操舵しているようなイメージです.

 ステアリングを切り足していく毎にギヤ比がクイックになっていくダイレクトステアリングを搭載していますが,それでもスポーツカーのようにクイックで楽しいというフィーリングにはなりません.

 CLAのハンドリングは基本的にはメルセデス伝統のややダルっとした直進安定性重視の設定であることは違いないと思います.

 むしろその「メルセデスらしさ」を理解した上で,ワインディングをそこそこのスピードでクルージングするというのが正解なのかもしれません.

 山坂道を登るのに必要なエンジントルクは全く不満はありませんが,高回転までエンジンをぶん回したりしてもパワーの伸びは頭打ち感が出てくるので,快感とまでは言えません.(ディーゼルエンジンのガサツさはほとんど感じません.)

 スポーツカー然とした乗り味を求められる方はやはりAMGモデルの35や45Sを検討した方がより幸せになれるのかもしれません.

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