2022年1月18日にメルセデスベンツ日本はC220dオールテレインを発表しました.
Cクラスステーションワゴンの車高を上げたクロスオーバーモデルです.
詳細は下記記事をご覧ください.
C220dオールテレインは車高的にはCクラスステーションワゴンとSUVモデルであるGLCの中間に位置する形となります.
オールテレインは立体駐車場適合サイズというメリットはありますが,昨今のSUVブームにおいては迫力という面ではGLCに分がある印象です.
ただし,2022年3月現在,GLCは先代Cクラスベースとなっており,内装は完全に1〜2世代前のものになっています.
逆にフルモデルチェンジで大幅値上げが繰り返されているメルセデスなので,現行GLCはお得感があるという考え方もできるかと思います.
今回はGLC220dとC220dオールテレインの価格を比較してみたいと思います.
GLC220d 4 MATICの価格は?
車両本体価格は731万円です.
これにアダプティブハイビーム,エアサスなどが搭載されるAMGライン(62.9万円)を追加すると793.9万円となります.
C220d 4MATIC オールテレインの価格は?
車両本体価格は796万円です.
オールテレインにはAMGラインの設定はありません.
レザーエクスクルーシブパッケージのみがオプションとして選べますが,今回はGLCと条件を揃えるために選択しません.
すると金額はGLCとほぼ同等の796万円となります.
考察
これら2台はほぼ同等の価格となりましたが,実際はモデル末期のGLCの方が大幅値引きが期待できそうです.
最新のインフォテインメントシステムが欲しい場合は新型GLC待ちとなりますが,そうなると値上げは必至で900-1000万円あたりの価格帯は覚悟しなければならないかもしれません.
CクラスベースのSUVでこの価格となると躊躇しそうですね.
車高の低いモデルではEクラス(793万円〜)はもちろん,最近マイナーチェンジされたばかりのCLS(918万円〜)あたりも価格帯が被ってきます.
メルセデスからしてみれば価格の安めなSUVでしたらGLAやGLBをどうぞということになるのだと思いますが,中核車種のCクラスのプレミアム移行はユーザーにとっては辛いところですね・・・.
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