私はCLA200dで片道20分程度,約5kmの市街地を走行して通勤しています.
コロナ禍で土日の遠出もままならず,本当に家と職場の往復しかしていないような状況です.
そんな中で通勤車について感じたことについて書きたいと思います.
CLA200dはオーバースペック
CLA200dはメルセデスのラインナップの中ではAクラスファミリーなのでエントリーモデルに属しますが,実際,通勤車としては十分すぎます.
市街地を平均車速10km/h少々で通勤するだけなので,軽自動車でも十分な用途です.
全車速追従クルーズコントロールを活用するシーンもほとんどないため,自動ブレーキだけついている軽でも予防安全という観点からは大きな差は生じないかもしれません.
エンジンパワーについてもアクセルペダルと直結しているかのようなダイレクトでトルクフルな加速が楽しめるディーゼルエンジンは素晴らしいですが,高回転まで回るシーンは皆無です.
(煤がたまらないように意図的にたまに高回転を回してあげることはありますが・・・.)
乗り心地も十分以上
高速道路などではロードノイズや段差での硬さが気になる乗り心地ですが,通勤車としては十分以上です.確かに低速域でも硬めのサスペンションの影響でユサユサゆすられるようなシーンはありますが,慣れれば不快には感じません.DCTのギクシャク感も適切なアクセルワークを習得すれば全く気になりません.速度域が低ければロードノイズも気になりません.
そもそも,片道20分程度の移動であればどんな車であれ疲労困憊になるはずはありませんw.
衝突安全性は大きな魅力
メルセデスが誇る衝突安全性は毎日乗っているユーザーとしては大きな安心感を感じます.通勤車としてCLA200dをチョイ乗りの使うのは贅沢の極みなのかもしれませんが,安全性は何よりも大切なものなので重要です.軽なら死んでいたという事故に見舞われるかもしれないので,そういう観点からは高級車に乗るということは自分の命を守ることにも繋がると言えるかもしれません.
なんだかんだで毎日モチベーションが上がる
仕事終わりにCLA200dに乗り込むと,買ってよかったなと思える日は多いです.結局,内外装の見た目が気に入った車に乗れるという幸せを噛み締めると元気が出てくるようですw.私は家族以外を乗せるシーンはほとんどないですし,メルセデスのブランド力に魅力を感じて買ったわけではないですが,高級車に乗っているということ自体が自分の気持ちをアゲてくれます.完全な自己満ですが,気に入っているのでそれでいいのだと思います.
まとめ
普段使いの通勤車として高級な車に乗ることはスペック的には無駄の極みだとは思います.ただ,自分の好きなデザインの車に乗っているとテンションが上がるのもまた事実です.ビッグサイズのセダンやSUVが好きな方も街乗りでの実用性はむしろ悪いかもしれませんが,それはそれでいいのかもしれません.そういう車を頑張って運転しているという事実が大事だと思うので.
また,チョイ乗り通勤車としては圧倒的な快適性などは正直不要です.正直,CLAと同じ価格でもっと快適性の高い車は多く存在すると思います(中古市場まで見渡せばなおさらです.)でも,自分が気に入っているのであればデザイン重視で選んだ方が幸せになれると私は思います.CLAの乗り心地はメルセデスとしては荒さもあるとは思いますが,普通に使う分には十分以上です.乗り降りの際に駐車場でニヤっとできることや,運転中の内装でテンションが上がることの方が大切だと私は感じます.
個人的な本音
真の通勤車として最強スペックはやはりEVだと思います.ディーゼルも味はありますが,滑らかさではモーターに全く及びません.私がもし一軒家に住んでいたのなら猛烈にEVやPHEVが欲しくなっていたと思います・・・.CLAの流麗なフォルムで上質なEV走行ができる車は最高の通勤車になりうると思います.
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