私は2019年秋にCLA200dの初期ロットを購入しました.
フルオプションで購入したのでAMGライン装着車です.
私の認識が確かであればCLAに関してはサスペンションはAMGラインの装着の有無に関わらず「スポーツコンフォートサスペンション」が装着されています.
ホイールサイズもAMGラインの有無に関わらずデザイン違いの225/45/R18を装備していましたので,結果的にはAMGラインの有無に関わらず同一の乗り味だと思われます.
一方で,上記記事のように2023年秋にマイナーチェンジされて国内に導入されたCLAでは非AMGラインが18インチ,AMGラインが19インチという構成になっています.
さらにサスペンションは非AMGラインがコンフォートサスペンション,AMGラインがロワードコンフォートサスペンションと差別化されています.
つまりマイナーチェンジ後のCLAに関しては非AMGラインは前期型よりも明確にソフトになり,AMGラインについては19インチ化された影響もあり,よりハードになっているのではないかと想像されるスペックです.
ただ,上記記事でモータージャーナリストの河口まなぶ氏が述べているように,後期型AMGラインでも前期型と比較して乗り味はしなやかになっているとのことです.
では言うほどに前期型のAMGラインの乗り味は硬いのでしょうか?
私はあくまで主観ですが,それほどでもないような気もします.
上記動画の36分30秒のところでモータージャーナリストの清水和夫氏はベンツの足は5万キロ〜7万キロ走ると「とろーっとなってくる,10万キロから美味しくなってくる」と述べています.
本当かどうかは怪しいですが,確かに私のCLAも3.5万キロほど走破しましたが,納車当初よりも張った感じは減っているような気もします.
低速で凹凸の多い路面を走るとユサユサゆすられる感じは依然としてありますが,不快なハーシュネスが入るほどではないので,同乗者から不満は出ないレベルです.
むしろ適度にスポーティー感が味わえる足という感じで乗っていて非常に楽しいなぁと感じます.
せっかくの4ドアクーペなので,適度にスポーティーな足回りのセッティングで全体的に筋が通っていていい感じだと思います.
なので前期型を中古で購入しようと思っている方も特に足回りの硬さについては過度な心配は不要だと思います.
もちろん,上級クラスのサルーンのような滑らかさを期待してはいけませんが・・・.
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