2022年10月にドイツ本国で発表されたAクラスのマイナーチェンジ版ですが,一番の衝撃はセンタータッチパッドが廃止されて,小物入れになってしまったことでした.
上記記事でも詳述していますが,物理スイッチはボリュームダイヤル,DYNAMIC STLECT(運転モード切り替え),自動駐車の起動ボタンのみとなりました.
この改悪とも言えるマイナーチェンジで360度カメラのクイック起動ができなくなってしまうのは辛いところです.
従来型では車両設定の車マークのボタンを長押しすることで360度カメラが瞬時に起動できました.
マイナーチェンジ後はこのボタンが廃止されてしまったので,自動駐車ボタンを1回押して,その後にセンターモニターをタッチして360度カメラを選択しなければならなくなりました.
従来型では自動駐車ボタンを1回押してからタッチパッドを下に2回フリックする方法でも360度カメラを起動できましたが,マイナーチェンジ後はブラインドタッチで360度カメラを立ち上げることはできなくなってしまいました.
慣れてしまえば自動駐車ボタンを押してから360度カメラのアングルをセンターモニターで選択する方法はそこまで手間ではないのかもしれませんが,改悪であることは違いありません.
今回のマイナーチェンジで自動駐車ボタンまで廃止されていたら本当に悲劇でしたが,このボタンを残してくれたメルセデスの判断には良識を感じます.
自動駐車機能自体は私は全く使っていませんが,マイナーチェンジ後は自動駐車ボタンは360度カメラの起動への第一歩となりうるスイッチとして重宝することになりそうですね.
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