【メルセデス・ベンツ】今後の世界戦略は?【利益率重視】

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 2025年2月に発表されたメルセデス・ベンツの決算発表で今後のビジョンが示されました。

 2024年の業績は売上高が1456億ユーロ(23兆3000億円、前年比−4.5%)、税引き前利益(EBIT)が136億ユーロ(2兆2000億円、前年比−30.8%)の減収減益でした。

 2025年3月下旬に発売予定の新型CLAを皮切りに2027年までに30車種以上を投入するとのことです。

 台数は追わずに利益を追うという方針のもと、生産能力を10%カットするなどコストを削減し、売上高利益率を改善させる戦略とのことです。

 長期的なEVシフト戦略に変更はないものの、エンジン搭載車にも継続投資を行っていきます。

 新型CLAにも新エンジン搭載とのことですので、楽しみですね。

 新型CLAはMB.OSと呼ばれる新世代OSを採用する最初のモデルとなり、これがチャットGPTやグーグルGemini搭載のAIアシスタント、複雑な市街地でも2地点間のスムーズな運転支援を可能にした「レベル2++」の先進運転支援システムなど車両ソフトウエア全体を制御するとのことで、ソフトウェア面の進化にも要注目ですね。

 運転支援システムについては日本国内での法規制との兼ね合いもありますが、ぜひ足長の進化を期待したいところです。

 Aクラス、Bクラスというエントリーモデルが消滅し、よりプレミアムな上級ブランドへの移行を目指すということですが、メルセデスは今後、どのようなイメージを纏いながら歩んでいくのか楽しみですね。

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