2023年にマイナーチェンジされ,後期型へ移行したCLAですが,オプション価格が割高です.
今回はCLAのオプションについての悩ましい事情について考察してみたいと思います.
AMGラインについて
前期型ではAMGラインパッケージは37.1万円でしたが,後期型では49万円に値上げされてしまっています.
AMGラインのホイールが18インチから19インチに格上げされたことが大きな理由です.
AMGラインパッケージには
- レザーARTICO / MICROCUTシート
- アダプティブハイビームアシスト・プラス
- マルチビームLEDヘッドライト
- AMGライン
- プライバシーガラス
- 19インチAMGアルミホイール(RVZ)
- スポーツブレーキシステム
- スポーツシート
- 本革巻スポーツステアリング
- スポーティエンジンサウンド
- ローワードコンフォートサスペンション
が装備されてますが,やはり主なポイントは内外装の変更です.
アダプティブハイビームアシストプラスについては片側18個のLEDを個別制御して対向車,先行車を遮光してくれうハイテクハイビームですが,必須かと言われると使用状況次第かなぁと思います.
AMGラインパッケージは確かにリセールバリューに最も影響を与えるオプションですが,49万円はなかなかに高額ですので,エクステリアの好みも合わせて慎重に検討することをお勧めいたします.
アドバンスドパッケージについて
アドバンスドパッケージもAMGラインと同額の49万円で用意されています.
ただし,AMGラインを装着しなければアドバンスドパッケージは選択不可であるという制約があります.
- ブランドロゴプロジェクターライト
- MBUXインテリア・アシスタント
- ヘッドアップディスプレイ
- パノラミックスライディングルーフ
- イルミネーテッドステップカバー
- MBUX ARナビゲーション
- Burmester®サラウンドサウンドシステム
- サウンドパーソナライゼーション機能
- MBUXエンターテインメントパッケージ
アドバンスドパッケージにはこれらが含まれますが,前期型より高額になった理由はパノラミックスライディングルーフが含まれるようになってしまったからです.
一方,前期型ではアドバンスドパッケージに含まれていた360度カメラシステムは後期型では全車標準になったので,アドバンスドパッケージを選ぶ意味は少し減ったかもしれません.
もちろん前期型には設定がなかったBurmesterスピーカーは素晴らしい音質が期待できそうですが,標準6スピーカーの音も悪くはないので,これで十分という人も多いかもしれません.
そうなると,ヘッドアップディスプレイやARナビをどの程度欲するかということが判断の分かれ目となりそうです.
個人的にはヘッドアップディスプレイは大好きですが,このために49万円を支払うかと言われると躊躇するので,パノラミックスライディングルーフやBurmesterスピーカーも同等に欲しいという意思がある人でないとお勧めはし難いかもしれませんね.
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