メルセデスベンツ日本のCLAの公式サイトには2022年9月30日版としてMP202301と呼ばれる2023年モデルの詳細が発表されました.
いわゆる年次改良というものです.
従来型のMP202202と呼ばれる2022年モデルではAMGを除くモデルにおけるパワーシート廃止が物議を醸しましたが,2023年モデルではパワーシートは復活しました.
半導体不足が落ち着いたとのことなのでしょうか.
しかし,嬉しいニュースばかりではありません.今回はCLAの2022年秋の年次改良についてまとめてみたいと思います.
モデル数の大幅削減・・・
CLAクーペはCLA2250とAMGの45Sが廃止され,CLA180,CLA200d,AMGの35のみとなりました.
CLAシューティングブレークでは180も廃止され,CLA200dとAMGの35のみのラインナップとなりました.
ワイヤレス充電とパワーシート,フットトランクオープナーが復活
2022年モデルでは半導体不足で廃止されてしまっていたパワーシート,Qiワイヤレス充電,フットトランクオープナーが復活しました.
価格は高騰・・・
2022年モデルでCLA200dクーペは542万円でした.
2023年モデルでは567万円となり,25万円アップです.
AMGラインパッケージも36.3万円であったものが,37.1万円になるなど,円安の影響で微妙に値上げされています.
まとめ
昨年の年次改良などと比較して,オプションの装備設定などは変更なく,小幅な年次改良となりました.
パワーシートなしの2022年モデルはリセールも悪いことが予想されるため25万円の値上げはあるものの2023年モデルを購入した方がいいかもしれません.
Aクラスのマイナーチェンジではセンタータッチパッドの廃止が発表されているので,CLAも2024年あたりに日本に導入されるマイナーチェンジモデルではタッチパッドが廃止される可能性が濃厚です.
そういう意味でも現行のCLAを新車で購入したいという方にとってはMP202301モデルはアリな選択肢だと思います.
コメント