メルセデス・ベンツ日本はCLAをマイナーチェンジして2023年9月に国内導入しました.
詳細は下記記事で記載してます.
今回,マイナーチェンジ前後の諸元表を比較すると全高,最低地上高が変化していることがわかりました.
CLA200dのマイナーチェンジ前(前期型)の全高は1430mmで最低地上高は120mmでした.これはAMGラインの有無に関わらず一定でした.
一方,CLA200dのマイナーチェンジ後(後期型)の全高はAMGライン付きは前期型と変わりませんが,AMGライン無しの場合は1445mmとなり,最低地上高も135mmと高められています.
実は前期型はAMGライン無しでも「ロワードコンフォートサスペンション」が標準装備でしたが,後期型からはAMGラインのみ「ロワードコンフォートサスペンション」が設定され,AMGラインを装着しない場合は「コンフォートサスペンション」になります.
そのため,前期型よりも後期型の非AMGラインは15mm車高・最低地上高が高められているということになるようです.
私は前期型のCLA200dに乗っていますが,高速道路での直進安定性は抜群である一方で,街乗りではゴツゴツして揺すられるようなシーンもちらほらあります.
前期型ではAMGラインを選んでも選ばなくても18インチホイールでサスペンション設定は同一でしたが,後期型ではAMGライン無しは18インチ,AMGライン付きは19インチになります.
後期型AMGライン付きはインチアップの影響でさらにハードな乗り心地になっている可能性が否定できないため,柔らかめでしなやかな乗り心地を望む方はあえてAMGライン無しを選ぶというのもアリかもしれません.
AMGライン無しでもCLAのデザインはかっこいいですし,車高が上がり,フロントリップを擦りにくくなるというメリットもあります.
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