【メルセデス・ベンツ】Aクラス,CLA 2021年秋の年次改良【改悪?その3 アドバンスドパッケージについて】

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 一昨日,昨日の記事に引き続き,Aクラス,CLAの2021年秋の年次改良(2022年モデル)についてです.

 今日はアドバンスドパッケージの変更点について考察します.

アドバンスドサウンドシステム廃止,MBUXインテリア・アシスタント追加

 2021年モデルまでのアドバンスドパッケージは

・360度カメラシステム

・ヘッドアップディスプレイ

・アドバンスドサウンドシステム(10スピーカー)

 の3点セットで21.3万円でした.

 2022年モデルではアドバンスドサウンドシステムが廃止され,MBUXインテリア・アシスタントが追加されました.

 ドイツ本国サイトではアドバンスドサウンドシステムは€357(約4.6万円)で,MBUXインテリア・アシスタントは€351.05(約4.6万円)であり,ほぼ同じ価格です.

CLAにはブランドロゴプロジェクターライトが追加

 上記3点に加えて,CLAにはブランドロゴプロジェクターライトが追加されます.これは従来からディーラーオプション(3.19万円)で用意されていたものと同等でしょう.ドアの開け閉めなどの際にメルセデスマークが地面に投影されるというものです.

 2022年モデルではCLAのアドバンスドパッケージの価格は24.8万円,Aクラスのアドバンスドパッケージは23.3万円となっていますので,価格差1.5万円でブランドロゴプロジェクターライトが装備されることになります.

 元値が3.19万円のものですので,微妙にCLAの方がお得感があると言えるかもしれませんね.

MBUXインテリア・アシスタントの価値は?

 MBUXインテリアアシスタントとは手をかざすことで読書灯を点灯させてり,Vサインをかざすことでお気に入りの呼び出しができるというものです.読書灯の点灯などは普通にボタンを押せばいいだけですし,お気に入り機能の呼び出しというジェスチャーコントロールにも大きな価値は見出せないような気がします.一応,「自宅から会社までのルート案内」などといったことをお気に入り登録できるようですが,実際,家に帰りたい時は「家に帰りたい」とMBUXに話しかければルート案内開始してくれるので,ジェスチャーコントロールの必要性はあまり感じませんね・・・.ただ,同乗者に先進感をアピールする機能としては使えるかもしれませんw.

アドバンスドサウンドシステムの価値は?

 2021年モデルまでのアドバンスドパッケージに含まれていたアドバンスドサウンドシステムについては下記の記事で詳述しています.

 標準の6スピーカーと比較して,意外と音質の向上幅は少なめという印象(標準6スピーカーが意外と高音質)ですが,センタースピーカーが追加されることによりボーカルが正面から聴こえてくるのはメリットでしょう.トランクにサブウーファーが搭載されますが,普通のJ-popを聴いている限りは意外と大きな差は感じにくいかもしれません.とはいえ,設定でBassを強めにすればズンズンと低音を響かせることが可能になります.個人的にはMBUXインテリア・アシスタントよりは価値が高いオプションに感じてしまいます.

価格は値上がり

 2021年モデルと比較してアドバンスドパッケージはAクラスで2万円値上がり,CLAでは3.5万円値上がってしまいました.ヘッドアップディスプレイや360度カメラはあれば便利ですが,そのために23万円以上も払うのは正直悩ましいですね・・・.10スピーカー化は地味にメリットであったのですが,これが廃止されちゃいましたので尚更・・・.過去に360度カメラやヘッドアップディスプレイの必要性をまとめた記事を書いていますので,合わせてご覧いただければ幸いです.

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