【メルセデス・ベンツ】2021年にGLCを買うべきか?【モデル末期・・・】

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 今日はGLCについてです.

 GLCはBMW X3などと競合するミドルサイズSUVです.レクサスで言えばNXとRXの中間あたりのポジションでしょうか.

 とはいえ,レクサスとは異なり,後輪駆動のCクラスベースのSUVとなります.

 メルセデスのラインナップで言えば,GLA/GLB(これらはFFベース)とGLEの中間を担う中核車種です.

 そんなGLCですが,現行型は国内では2016年2月に発売され,現在は既に6年半が経過しています.

 2014年7月に国内デビューした先代Cクラス(W205)をベースにしたSUVです.

 Cクラスは2021年7月に新型(W206)へバトンタッチしたので,GLCも2022年か2023年初頭には新型が登場すると思われます.

 そんなわけで,最近のメルセデスラインナップでは残り少ない,従来型のナビ周りのデザインを採用した車となっています.(AクラスファミリーとEクラスファミリーは横長の2連ディスプレイですし,CクラスとEクラスは第二世代MBUXの大型センターモニター化されています.)

 質感は本杢目を多用した先代Cクラスベースですので不足はありませんが,ナビ周りの設計は古臭さを感じてしまう部分ではあります.

 そんなGLCですが,オプションなし,巣の状態でGLC220d 4MATICは708万円です.(下取りサポート30万円が今ならついてくるので値引き後は678万円になります.)

 一方,2020年に登場したGLBは依然として納期が延びている大人気モデルであり,ナビゲーションパッケージのみ搭載したシンプルな構成では572万円です.

 GLBをフルオプション化すると654万円まで跳ね上がります.

 おそらくGLCはモデル末期につき,下取りサポート30万円に加えて更なる値引きも見込めると考えられますので,ほぼ価格差はなくなるかもしれません.

 GLBを特にフルオプションで購入検討している人にとってはGLCも選択肢に入れても悪くないのかもしれません. 

 GLCの未使用車,試乗車Upなどの年式の浅い中古車は2021年9月現在,600万円台後半からの価格帯となっており,意外とお得感には乏しいかもしれません.

 走りの質感としてはGLCの方がGLBより上ですので,改めて試乗してみてシンプルなオプションのGLC220d 4MATICを検討してもいいかもしれませんね.

 なお,Cクラスはモデルチェンジで大幅に値上がってしまいましたので,GLCも次期型は100万円前後の値上げも覚悟しなければいけないかもしれません.

 2021年のGLCはモデル末期ながら,GLBが品薄状態となっている今,検討の余地はある車とは言うことができそうです.

 しかし,すぐに型落ちになってしまうのが嫌という方は待った方がいいでしょう.

 同じことは新型Cクラスに対するモデル末期のEクラスの関係にも言えますね.

 

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