2023年9月28日,メルセデス・ベンツ日本はAクラスファミリー(A,Bクラス,CLA,GLA,GLB)のディーゼルモデル「200d」についてのリコールを発表しました.
不具合箇所は原動機(オイルセパレータ)で設計が不適切なためブローバイガスの中に含まれるオイル成分が吸気系に流入してエアマスメータに付着し堆積することがあるとのことです.
その影響で,正確な吸入空気量が測定できなくなることでエンジン警告灯が点灯し,出力が低下し最悪な場合,エンジンがフェイルセーフモード(低速一定回転)になり,排出ガスが基準値を超える恐れがあるとのことです.
「排出ガスが基準値を超えること」がリコールの原因となっているようですが,「エンジンがフェイルセーフモードになってしまうこと」の方がよほど問題だと思えますw.
対象となる車両はオイルセパレータを対策品に交換され,エアマスメータは新品に交換されるとのことです.
不具合発生件数は3件と多くはありませんが,対象車種は多いです.
現行のAクラスファミリーでH31年から令和3年初頭までに製造された全16690台が対象となります.
私の初期ロットのCLA200dも対象となっているのでリコール整備を受けてこようと思います.
整備にかかる時間など詳細は当ブログで今後もお伝えする予定です.
対象の車台番号などは下記ページに掲載されていますのでご参照ください.
メルセデス・ベンツ日本公式サイト - リコール関連情報 - リコール情報一覧
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