2023年秋にマイナーチェンジされたCLAはガソリンモデルであるCLA180とAMG CLA35に48Vマイルドハイブリッド(BSG)を搭載してきました.
そんな後期型CLAですが,燃費はどの程度改善したのでしょうか?
マイナーチェンジ前は?
マイナーチェンジ前のCLA180は
WLTCモード 15.3km/L
市街地モード 11.2km/L
郊外モード 15.5km/L
高速道路モード 18.8km/Lでした.
マイナーチェンジ後は?
BSGが搭載されたマイナーチェンジ後のCLA180は
WLTCモード 16.7km/L
市街地モード 11.5km/L
郊外モード 17.7km/L
高速道路モード 19.9km/Lでした.
市街地モードは0.3km/Lの改善に留まっている一方で郊外モードでは2.2km/Lもの改善が得られています.
同様の傾向はAMG CLA35でも認めていました.
EクラスやCクラスではディーゼルもマイルドハイブリッド化されましたが,効果としては似たような感じです.
まとめ
マイルドハイブリッド化の燃費への恩恵は1-2km/L程度の燃費改善でしかありません.
一方,アイドリングストップからの解除が滑らかになるというメリットと10kW,58Nmのモーターが加速をアシストしてくれるという恩恵は大きいかもしれません.
前期型のCLA180と200dを厳格に乗り比べた経験もありますが,上質さで言えばガソリンモデルの180が優勢でした.
後期型はマイルドハイブリッド化でアイドリングストップからの再始動がより上質になるというメリットも加わるので,積極的にCLA180を選択するというのもアリかもしれませんね.
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