私のCLA200dにはMBUXと呼ばれるインフォテインメントシステムが搭載されています.
目的地設定は自然会話型の音声認識はもちろん,スマホアプリから設定して車両に送信することにも対応しています.
私は音声黙示はスマホアプリから目的設定を行うことがほとんどですが,もちろん,センターディスプレイをタッチ操作したり,センターコンソールのタッチパッドを操作したりして目的地を設定することも可能です.
センターディスプレイではスマホのようなフリック入力にも対応していますが,手書き入力にも対応しています.
今回は手書き入力についてレビューしたいと思います.
そもそも左手で書きにくい
左利きでない限り正直,不便です.
日本では右ハンドルなので,センターディスプレイを操作するにせよ,センターコンソールのタッチパッドを操作するにせよ左手操作が基本になってしまいます.
左手で器用に字を書くのは困難です.
汚い字では誤認識が頻発してしまい実用性は厳しいです.
タッチパッドは軌跡が見えないのでより難しい
センターディスプレイにそのままタッチ操作で文字を書く場合は自分の書いた文字の軌跡が画面上で常に確認できるのでまだ書きやすいですが,センタータッチパッドに書く場合は軌跡がわかりにくいのでより難しくなります.
このあたりもAクラスファミリーのマイナーチェンジでタッチパッドが廃止となった理由の一つなのかもしれません.
画面に書くときは爪が気になる
センターディスプレイに直接タッチして文字を書こうとすると,爪が当たってしまい,うまく書けないこともあります.
指の腹でタッチしないと反応しないのですが,爪が長い人は爪が画面に当たってしまい,上手に文字を書くことが困難となる可能性が高いです.
漢字も認識する
輸入車ではありますが,アルファベットやひらがな,カタカナのみならず,漢字も認識してくれます.
ただ,かなり正確に書かないと誤認識するので,実用性はいいとは言えません.
まとめ
一見便利そうな手書き機能ですが,上記のように問題が多いです.
結局,個人的には車内にいても,スマホの「メルセデスミー」アプリを立ち上げて目的地設定はスマホで済ませて車両に送信する方法が最もスマートだと思います.
スマホであればフリック入力も変換もスムーズですし.
もちろん,「家に帰りたい」や有名なランドマークであれば音声認識での設定も便利です.
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