2023年2月に国内へ導入されたAクラスのマイナーチェンジモデルではステアリングの変更が行われています.
従来はトルク感応式だったステアリングが静電容量式センサー搭載へ変更となりました.
トルク感応式のステアリングでは長い直線道路でステアリングを握っていると,ドライバーが左右へ力を加えないことから,「握っていない」と誤判定し,ステアリングを握りなさいという警告が表示されることがしばしばありました.
静電容量式センサーが搭載されると,ステアリングに触れていれば,長い直線道路などでステアリングに力を加えない状況下でも警告が表示されなくなるというメリットがあります.
私のCLA200dはトルク感応式のステアリングホイールが搭載されています.
実際,高速走行での不満を感じるかどうかについて感想を書きたいと思います.
警告音が出ないので,そんなにストレスはない
「ステアリングを握りなさい」という警告はメーターディスプレイとヘッドアップディスプレイにアイコンが表示されるのみです.
警告音が出る訳ではないので,高速道路の長い直線でも同乗者を驚かせる訳ではありません.
もちろん,それを無視して,ステアリングに力を加えなければ警告音は出ますが,普通に対応すればそのような事態にはなりません.
ステアリングのタッチセンサーを触っても対応できる
直線道路なのにステアリング左右に力を加えるのは嫌だという場合はステアリングの黒いタッチセンサーを触れば警告を解除できます.
とはいえ,ステアリング左右に加える必要がある力はほんの僅かなので,個人的には直線道路で左右に力を加えることに抵抗はありません.
一般道では静電容量式が便利かも?
一般道で先行車なしの状態でクルーズコントロールを作動させていると,交差点などで白線を見失うと即座に「ステアリングを握りなさい」という警告アイコンと同時に警告音も発せられます.
これには同乗者も驚いてしまいます.
静電容量式になると,もしかすると,白線を見失ったシーンでもステアリングに手を触れていると認識されていれば警告音が出るシーンは少なくなるかもしれません.
まとめ
個人的にはトルク感応式に慣れてしまったので,著しい不満がある訳ではありません.
とはいえ,静電容量式の方が理にかなっているのは間違いないので,今回のマイナーチェンジでのステアリング変更のユーザーへの恩恵はまずまず大きいとは思います.
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