【フランス車】プジョー,シトロエン,DSでブレーキホールドを利用する方法【電動パーキングブレーキ搭載車】

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 私は先日DS3クロスバックを購入しました.DS3クロスバックなど,プジョー,シトロエン,DS(PSAグループ)の最近の新型車には電動パーキングブレーキは搭載されていますが,何故かブレーキホールド機能には非対応です.

 ブレーキホールド機能とは,信号待ちなど停車中にブレーキペダルから足を離していても停車を保持してくれる優れものです.ストップアンドゴーの多い街乗りなどでは右足の負担感がだいぶ軽減されます.

 このブレーキホールド機能が非搭載のプジョー,シトロエン,DSの最近の車たちですが,実はブレーキホールドをほぼ実用的に運用する方法を発見したのでご紹介します.

 それは完全停車した後で,ACC(レーダークルーズコントロール)開始ボタン(ACCレバーの裏側のボタン)を押すことです.

 たったそれだけ,つまりワンタッチでブレーキホールドが作動します.

 どういうカラクリかというと,元々PSAグループの最近の車は電動パーキングブレーキが搭載されており,ACCは全車速追従対応型です.つまり,ACCが作動中に前走車が停車した際には何もしなくてもブレーキホールドしてくれます.

 この機能をうまく応用するわけです.

 停車中にACC開始ボタンを押すとその時点でACCがセットされます.(速度は設定最低速度である30km/hに自動で設定されます.)

 停車中にACCがセットされた場合,すぐに30km/hを目指して発進するわけではなく,停止状態が保持されます.その後,再発進した後は30km/hを目指して加速していくというロジックです.

 ですので,停車中にACC開始ボタンを押すと結果的に,ACCで前走車に追いついて完全停止した後と同じ状態が再現されるということになります.

 この方法でブレーキホールドを作動させた場合,再発進後にACC解除ボタンを押すが,軽くブレーキペダルを踏むことによって30km/hにセットされていたACCが解除され普通に運転することができます.

 それでも嫌という方はACC開始ボタンを押してブレーキホールドを作動させた後,ブレーキホールドで停車中に一度ブレーキペダルを踏むことにより,停車中でも30km/hにセットされたACCを解除することができます.この方法でACCを解除しても,ブレーキホールド機能のみはアクセルペダルを踏むまで生きているため,非常に便利です.

 以上のようにPSAグループの電動パーキングブレーキ搭載車では停車中にACC開始ボタンを押すだけでブレーキホールドになりますので,ACC開始ボタン=ブレーキホールド作動ボタンのようなイメージで使うことがおすすめです.PSAグループのフランス車にお乗りの方がいらっしゃいましたらぜひお試しいただければ幸いです.

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