私は2019年に現車を見ずにCLA200dを購入し,納車2年が経過しました.
狙ったわけではありませんが2年で走行距離2万キロです.
極めて一般的な走行距離ですね.
私のCLA200dはハンコックのVentus S1 evo 2が装着されていました.
メルセデスにアジアンタイヤとは何とも・・・な感じではありましたが,この銘柄はロングライフです.
アメリカ運輸局の基準であるUTQG表示でのTreadwear 440を誇ります.UTQG表示は基準タイヤを100としてどれくらい長持ちするかという指標で大体200-300前後が一般的ですので440は相当なロングライフです.(国内専用銘柄のタイヤなどはUTQG表示がされていないものもあります.)
され,2万キロを機に私のCLA200dのタイヤの残り溝を測ってみました.
私は溝を測定する機械は持っていないので100円玉で測りました.測り方は下記記事をご参照ください.
その結果,前輪は残り5mm,後輪は残り4.5mm程度でした.
なぜ前輪駆動のCLA200dなのに後輪の方が減っているかというとスタッドレスタイヤへの交換の際にローテーションされているからです.
私は2万キロのうち,7000kmはスタッドレスで走行しました.
夏タイヤの走行距離は1.3万キロということになります.
走行1.3万キロで上記の残り溝ということです.
元々の溝はおそらく6〜7mm程度だったと思われます.
スリップサインが出て法的に走行不可能になるのは残り溝1.8mm程度ですが雨の日のリスクなどを考慮すると残り溝3mm程度での交換が妥当と思われます.
というわけで,1.3万キロの走行でトータル寿命の半分弱を消耗したという感じだと思います.
結局,ロングライフを謳うハンコックのVentus S1 evo2ですが,3万キロ程度で交換が必要になりそうです.
一般的に言われているタイヤ寿命の相場とそんなに違いはなさそうですね.
私はスタッドレスを履く地域に住んでいるのでローテーションは行われますが,スタッドレスを履かない地域にお住まいの方もぜひローテーションは行ったほうがいいです.(もしかしたら当たり前のように行っているのかもしれませんが.)大トルクの前輪駆動車であるCLA200dは特に前輪の摩耗が激しいので定期的にローテーションしてバランスよく4輪が消耗するようにしたほうが結果的にお得ですよ.
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