【メルセデス・ベンツ】CLA200d　アクティブレーンチェンジングアシストのこれが残念【改良の余地あり】

車

2024.03.09

　先日、CLA200dに乗って高速道路を走行する機会がありました。

　アクティブレーンチェンジングアシストと呼ばれる自動車線変更機能が搭載されています。

　普段はあまり意識的に使わないのですが、今回、あえて意識的に車線変更を車まかせにしてみました。

　車線変更自体はウインカーを操作して2〜3秒程度で滑らかに開始し、車線変更後の揺り戻しのような挙動もほとんどなく、素直に上手と褒めてあげられるレベルでした。

　ただ、残念だったのは長い直線区間で車線変更をしようと思ったタイミングで「ステアリングを握れ」というアラートが表示され、その状態でウインカーレバーを操作しても「ステアリングを握れ」のアラートが消えなかったことです。

　私の乗っている前期型のステアリングはトルク感応型のステアリングであるため長い直線では「ステアリングを握れ」という警告が表示されることがありますが、ステアリングスイッチの操作などを行えば、アラートはキャンセルされます。

　それならば、ウインカーレバーを操作した時点で、アラートをキャンセルして欲しいものですが、残念ながらウインカーレバー操作でのアラートキャンセルは不可でした。

　なお、後期型のAクラスファミリー（A、Bクラス、CLA、GLA、GLB）ではステアリングは静電容量式に変更となっているので、アラートは出にくくなっていると思われます。

　ただし、後期型のAクラスファミリーではそもそも「アクティブレーンチェンジングアシスト」が廃止されてしまっているという未確認情報もありますので、本当であれば非常に残念な改悪と言えるかもしれません・・・。