私が医学部に入るまで(高校生時代)

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 推薦入試で書類選考のみで合格した進学校の新生活が始まりました.しかしながら当然,各中学から優秀な生徒が集まってきており,授業もアカデミックかつハイレベルでついていけるのか不安になりました.とりあえず,塾に行かずに進研ゼミを再開して頑張ってみることにしました.とりあえず初めの定期テストは上位30~40%程度の位置を確保し,平均点越えすることはでき安堵することができました.とはいえ,数学や化学などで分からないことも増えてきたため,近所の塾に通い出しましたが,質問に対する解説は得られるものの,なかなか根本的な理解は進まず,大学受験対策にも不安が増しました.そんな中,理系・文系を選ぶ時期になり,悩みました.本来なら暗記科目の方が得意なので文系へ行った方が点数は取れそうでしたが・・・.周りには医者の御子息の同級生も多く,学年全体で医学部を目指そうという空気が強く,その同級生たちと概ね遜色ない点数をなんとか取れていた私は「せっかくなら医学部を目指してみるか.」決意し,理系へ進むことを決意しました.

 その後,東進衛生予備校に通うようになり,化学については理解は大幅に向上しましたが,相変わらず数学は非常に苦手でした.高校数学はかなりセンスが問われる印象で,一部の天才肌の同級生は自分でオリジナル問題を作成して楽しそうに考察していましたが,私には全く理解できませんでした・・・.(その友達は東大理科1類へ進学しました.)

 政治経済などの暗記メインの科目では学年トップを取ったりしたこともありましたが,数学は文系平均を割ることもあり,特にハイレベルな問題を解くことは難しかったです.私の学校は「受験は団体戦だ.同じ学校内で足の引っ張り合いをしてはいけない.助け合いながら全国のライバルに勝っていかなければならない.」と言う教えであったので,数学が得意な友達にどんどん質問してなんとか教えてもったりして頑張ることができました.受験勉強を団体戦としてみんなで頑張れる良い空気の高校で本当に良かったと思いました.

 そんな中,学年が上がり,大学入試の過去問などを解くようになってくると,自分の学力ではセンター試験レベルも問題はなんとか解けるものの,2次試験レベルは東大京大レベルどころか一般国立大レベルでもかなり厳しいということが分かってきました.そんな中,現実的な選択肢になったのは国立大医学部の推薦入試です.推薦入試であれば2次試験レベルの問題を解く必要はなく,センター試験と面接で合否が決まります.つまりセンター試験の点数さえ良ければ国立医学部に入れるのです.私はとりあえず2次試験対策はそこそこにしてセンター試験の攻略に特化しました.また,運も味方したおかげもありセンター試験当日は過去の模試で取ったこともないような自己ベストで900点満点中814点を取得することができました.その後,予定通り隣県の国立医学部の推薦入試の面接試験に臨んだところ,面接官から「非常にいい成績だねぇ.どんな勉強法をしてきたの?」と質問されるほど,称賛され合格を確信しました.入試の結果は無事合格!国立医学部の現役合格を勝ち取ったことは非常に感慨深いものでしたが,すぐさま自動車学校に入学し,春休みの間に運転免許を取得しました.おかげで4月の大学入学式ではマイカー通学をすることができました.いよいよ楽しい大学生活がスタートです.

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