先日,現行Aクラスの前期型から後期型へ買い換えた方の,「全車速追従クルーズコントロールが進化して,カーブでも逸脱しにくくなった」との口コミを目にしました.
A,Bクラス,CLA,GLA,GLBというAクラスファミリーは2023年のマイナーチェンジでステアリングが変更となり,クルーズコントロール中のステアリング認識もトルク感応式から静電容量式に変更となっています.
長い白線でもステアリングに触れてさえいればステアリングを握れという警告が出なくなるのはメリットです.
さらにそれだけではなく,運転支援のソフトウェアも最新版に切り替わっており,さらに優秀になっているとのことです.
これは後期型を積極的に選択したくなる理由になりうるかもしれません.
ちなみに現行Cクラスの運転支援では360度カメラに使用しているドアミラー下のカメラの情報も利用して車線維持性能をさらに進化させていると言われています.
現行Aクラスファミリーも後期型ではCクラスと同じステアリング形状に変更となったため同様のシステムが搭載されたかと思いましたが,そうではないようです.
なぜなら,Aクラス,Bクラスでは360度カメラシステムは後期型でも依然としてアドバンスドパッケージに含まれるオプションとなっているからです.
Cクラスとは別物のソフトウェアだとは思われますが,それでも前期型よりも運転支援を賢くアップデートしてくるあたりは安全性にこだわるメルセデスの姿勢が伝わりますね.
ただ,前期型CLA200dオーナーの立場からは,前期型の運転支援も決して不満がないレベルにあることは間違い無いので,中古で前期型を検討している方は,運転支援のアップデートを理由に前期型をためらう必要は全く無いとは思います.
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