【メルセデス・ベンツ】CLA200dの運転支援について思う【人間を邪魔しない】

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 私はCLA200dを購入したのは2019年です.

 当時はだいぶ全車速追従クルーズコントロール(ACC)やハンドル支援技術が標準装備される車種も多くなってきている時期でした.

 メルセデスはこれらの運転支援技術について定評があるメーカーだったので,安心して購入することができました.(特に高速道路での試乗などは行わずに購入しました.)

 私が購入した当初はハンドル支援は強ければ強いほどいいと思っていました.

 なので,CLA200dでACCを作動させて急カーブに差し掛かると,やや外側に膨らもうとするシーンなどでは残念に感じたりしたこともありました.

 しかし,2021年に我が家の2号車としてDS3クロスバックを購入すると価値観は変わりました.

 DS3クロスバックの運転支援はCLA200dのものよりも急カーブでの支援力は強かったです.

 反面,突然,アシストをやめてしまって一気に膨らんだり,直線走行中にも2秒に1回くらい人間の感性とは異なる微妙な修正舵を入れるので,煩わしさを感じ,満足度が高いとは言えませんでした.

 メルセデスの運転支援の美点は「人間との協調性」にあるのだと感じました.

 CLA200dでACCを作動させていると「煩わしいからハンドル支援を切ってしまいたい」と思うようなことは1回もありません.

 実に自然なフィーリングでステアリングアシストを継続してくれます.

 DS3クロスバックだと勝手にインターチェンジを降りる方向に急アシストが入ってしまい信用ならないと思うこともありますが,メルセデスはその辺りも賢い制御であり変に側道に逸れたりすることはありません.

 ハンドル支援はカーブでの支援力こそ命だと思っていましたが,実は直線走行時の修正舵の少なさ,自然さが普段使いにおいて最も大切なことなのだと気付かされている今日このごろです.

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