2018年に現行Aクラスが導入された際に音声認識機能として「ハイ、メルセデス」と呼びかける機能が話題となりました。
MBUXと呼ばれるインフォテインメントシステムに組み込まれたこの音声認識機能ですが、用途が意外に限定的です・・・。
個人的には「家に帰りたい」や「明日の予想積雪量は?」などはよく使いますが、エアコンの温度設定やサンルーフのシェードの開閉などは自分で物理スイッチを触って操作した方がよほど早いので使っていません。
USBメモリーに取り込んだ音楽再生も音声で曲名を指定して再生したりできるようですが、私はYouTube Music premiumユーザーなのでMBUX音声認識とは無縁です。
「YouTube Musicで〇〇を再生して」などというリクエストができればいいのですが、そのような機能はありません・・・
ナビの目的地設定のシーンでは明らかに音声認識でも分かりやすい目的地であれば音声認識で操作することもありますが、基本的にはスマホアプリからSend 2 Car機能で設定してしまうことの方が多いです。
音声認識については「ハイ、メルセデス」で起動するのは逆に面倒なのでステアリングの音声認識スイッチを操作して起動することが多いです。
私のCLAでは対応していませんが、新型のEクラスやCLEではドライバーが一人だけで乗っている時は「Just Talk」機能として、特に呼びかけやスイッチ操作なしでも音声認識を実施してくれるようになっているとのことです。
どうでもいい独り言などを拾われては却って面倒になるので、「Just Talk」がどの程度の認識精度なのか非常に気になりますね・・・。
セレンスの車載アシスト向けAI機能がドイツプレミアムカーの マルチメディアシステムに採用 | AEG
自動車技術者のための情報サイト Automotive Engineers’ Guide
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