私はCLA200dに乗っていますが,バッテリー温存やエンジン保護のため,アイドリングストップ機能は基本的にoffで運用していました.
そして,ドラレコの駐車監視機能を使っていた影響もあってか,バッテリーの消耗があり,納車3年目あたりから滅多にアイドリングストップしなくなってしまっていました.
納車まもなく4年というタイミングでバッテリー交換を行いました.
交換後は当たり前ですが,アイドリングストップするようになりましたので,改めてアイドリングストップの使用感を書いてみたいと思います.
エアコンは?
このあたりの挙動は軽自動車と大差ないかもしれません.
プリウスのようなフルハイブリッド車とは異なり,電動エアコンは搭載されていないので,アイドリングストップ中は冷気がだんだん生ぬるくなってきます.
おそらくエアコンダクト内に保冷剤が仕込まれているのか,意外と1分程度は生ぬるくなりません.
だんだん冷気が出なくなってくると自動的にアイドリングストップが解除されるというシステムになっています.
エンジンスタート直後など,車内が猛烈に暑い時にはアイドリングストップはせずにエアコンを優先してくれます.
なので,車内温度という観点からはアイドリングストップをオンにしていても快適性はあまり犠牲になりません.
再始動のフィーリングは?
ディーゼルエンジンということもあり,やはり再始動時には「ブルン」というエンジン振動が気になります.
急発信する場合はアイドリングストップを手動で解除しておいてからアクセルペダルを踏み込んだ方がDCTへの負担も少なそうです.
このあたりは現行Cクラス世代の滑らかにエンジン始動ができるISGつきディーゼルが羨ましくなりますね.
一方,アイドリングストップで信号待ちを行なっているとディーゼルエンジンからのフロア振動,ステアリング振動が無くなるので,それはそれで快適です.
私はバッテリーやエンジンへの負荷を考慮してアイドリングストップは車に乗り込んだタイミングでoffにしてしまっていますが,信号待ちでの振動がない車内空間が好きという方はアイドリングストップを積極的に使用する運用でもいいのかもしれません.
まとめ
やはり純エンジン車のアイドリングストップにはエアコンや振動という限界は見え隠れします.
その点,フルハイブリッドの車はこれらの決定を見事に解決しており,より先進的だと感じざるを得ません.
トヨタはフルハイブリッド車は当然アイドリングストップしますが,エンジン車はバッテリーコストなどを考慮してアイドリングストップ機構を廃止する流れですし,これからは純ガソリン車のアイドリングストップ機能は廃れていくのかもしれませんね.
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