CLA200dにはセンターモニターとメーターモニターが横に連なった2連液晶モニターが搭載されています.
先代までは機械式メーターだったので,メーター周りが一気に近代化した印象です.
今回はフルデジタルメーターについて思うことを書きたいと思います.
地図表示は便利
私はセンターモニターにiPadを洗濯バサミで固定してYouTube再生などを行なっています.
つまり,センターモニターの地図は見えなくなっていまいます.
そのような状況でもメーターモニターに全画面地図表示を行うことができるため,ルート案内中は非常に重宝します.
地図以外はあまりいじらなくなった
メーターパネルにはさまざまなバリエーションの表示を選択することができます.
私は左側に燃費,中央にメディア,右側にタコメーターを表示するレイアウトで最近は固定して運用してしまっています.
メーターのデザインもクラシック,スポーツ,プログレッシブ,ジェントルの4パターンから選べますが,最近はずっとクラシックでの運用です.
自分にとって便利なレイアウトを選べるのは素晴らしいことだとは思いますが,一回決めてしまうとなかなかレイアウト変更は行わないものですね・・・.
今となっては画面が小さいかも?
最近は12.3インチクラスのモニターパネルを用意するメーカーが多くなっています.
10.25インチが2つ並ぶCLAのディスプレイも見栄えは悪くないですが,マイチェン後の現行3シリーズなどと比べてしまうとちょっとスケールが小さく感じてしまいます.
さらにディスプレイのベゼルもやや太いかなぁと感じてしまいます.
このあたりは2018年の現行Aクラス登場から4年経過しており,わずかに陳腐化してきている部分かもしれません.
縦方向の表示面積がやや小さいため,進行方向の遠方に何があるか知りたいときは地図を縮小する必要があります.
メーターディスプレイで地図を全画面表示させる場合には,進行方向中央にデジタル速度計が鎮座してしまうので,さらに見える範囲が狭くなってしまいます.
こういうシーンではもう少し大きな画面が欲しくなります.
しかし,2022年のマイナーチェンジでもモニターの大きさには変更はありませんでした.
いろんなメーカーに真似されてしまっている
2連液晶モニターはかつてはメルセデスのインテリアのアイデンティティだったのですが,最近はBMWやヒョンデ,日産など多くのメーカーが類似したデザインのディスプレイを導入してしまいました.
メルセデスは2連モニターを廃止して,センターコンソールに大型のディスプレイを配置する第二世代MBUXをSクラスから導入していますし,現行Aクラスファミリーのモニターデザインも近い将来古臭く感じてしまうようになるのかもしれませんね.
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