CLA200dはディーゼルエンジン搭載車なので,定期的にDPF再生というイベントが発生します.
DPF再生中は特にインジケーターが表示されるわけではありませんが,燃費が極端に悪化するなどの特徴があるため気づくことができます.
詳細は下記記事をご参照ください.
今回はこのDFP再生の時間についてです.
先日高速道路を走行中にDPF再生が始まりましたが,燃費の時系列データ表示から確認するとDPF再生の所要時間はちょうど20分間でした.
以前にも高速道路走行中のデータをとったことがありますが,やはり20分間でした.
なお,今回の高速巡行中の燃費についてはぎりぎり15km/L行くかどうかというようなレベルにまで落ち込みました.(DPF再生期間以外なら23km/L程度は余裕で出るのですが・・・.)
さて,一般道の場合,DPF再生時間はどうなのでしょうか?私は下記記事で過去に検証したことがあります.
上記記事で詳述していますが,5km,片道20分間の通勤路ではDPF再生が終わるまでに通勤3往復(運転6回)の走行を必要としました.
ちょい乗りでDPF再生が始まり,終了するまでに目的地についてしまった場合は,次回の運転再開後に続きからDPF再生が始まります.
DPF再生はエンジンがある程度暖機されてから始まるので,運転開始後数分間は始まりません.
なので,単純に運転時間=DPF再生時間にはならないのです.
それを考慮したとしても高速道路運転中よりもDPF再生の効率が落ちるのか,合計のDPF再生に必要な時間は一般道ではかなり長くなってしまいます.
そう考えると高速道路運転中の20分間でサクッとDPF再生を終わらせてしまうという運用がディーゼルエンジンの本来の姿なのかなぁと感じさせられてしまいます.
私はチョイ乗りでのDPFをかなりの回数経験していますがこれまで特に不具合は生じておりません.
ただ,暖機が完了するまでに運転が終わってしまうような,片道数分程度の近所のスーパー往復などがメインの使い方の人はディーゼルは避けてガソリン車をチョイスした方が無難かと思われます.
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