メルセデス・ベンツ CLA200d クーペ ダメなところ集

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 今日は私の愛車であるCLA200dクーペのダメなところを箇条書きでまとめたいと思います.

①後席が狭い

 これはもう見た目から分かりますが,後席の頭上や膝前空間は最低限です.2+2に近い車だと捉えて良いでしょう.後席に大切な人を乗せて走るようなラグジュアリーセダンではありません.これでも先代よりは後席は拡大されているのですけれども・・・.

②最低地上高が低い

 見た目は最高にカッコイイCLAですが,最低地上高は120mmとかなり低めです.以前乗っていたスポーツカーであるセリカよりも低いので,店から道路に出る際の段差などは非常に気を遣います.また,雪道も轍に乗り上げて底を擦ってしまうことが多いです.

③ロードノイズが大きい

 高級車としてとらえた場合,ロードノイズは決して静かではありません.ちなみに私の車は装着タイヤはハンコックのVentus S1 evo 2(MO)でした.これは欧州ラベリングのサイトで検索すると騒音は69dbであり,CLAに採用されているコンチネンタルのeco contact6やピレリのCintuRato P7と比較すると静かなはずなのですが・・・.ちなみにCLAで採用されておりタイヤの中で最も静かなのはブリヂストンのTuranza T005で68dbです.なお,私のハンコックはブランドイメージがいまひとつなので早めに交換したのはヤマヤマなのですが,米国のラベリングであるUTQG表示ではTreadwear440とものすごい耐摩耗性が高いのでなかなか減ってくれませんw.

④加速時にホイールスピンする

 CLA200dは最大トルク320NとFF車としては強力なトルクを発生します.信号待ちから急加速する際にはドライ路面でもよくホイールスピンしてしまいます.鉄板のつなぎ目などでは中間加速からでもホイールスピンしてしまいます・・・.これはスポーティードライビングを行うにあたって少し水を刺されてしまう思いがします.まぁ,ホイールスピンしたところでFFですので,車の挙動が不安的になったりはしないのですが.とはいえ,4 maticが恋しくなる時もあります.

⑤絶対的な加速はそこそこ

 これはスペック表から明らかなことですが,最大出力は150psであり,決して大きくはありません.日常よく使う低回転域のトルクは素晴らしいのですが,4000回転少々しか回らないディーゼルエンジンなので全開加速したときの伸び感はやや薄いです.前車が自然吸気で7800回転まで回り190psを発生するセリカだったのでなおさら思うのかもしれません.とはいえ3500回転以上のエンジン音も爽快なものであり,普通に高速道路の追越車線をリードする程度のスピードであればパワー不足を感じることは一切ありません.

⑥車内のビビり音が気になる.

 路面の悪いところを走行中は車内のビビり音聞こえます.具体的には左右リヤドアのツィーター付近からジジジジ・・・という音が聞こえてきます.気になりだすと気になっちゃうのでデメリットとして挙げられます.

⑦ステアリングヒーター,シートベンチレーションがない.

 国産車であればもっと廉価な車にもあるすテアリングヒーター,シートベンチレーションがないことはやや不満です.個人的にはシートベンチレーションよりステアリングヒーターがより欲しいと思います.とにかく冬場は手が冷たくなるので辛いです.シートヒーターと太ももの下に手を挟んでなんとか温めています.

⑧ナビがあんまり賢くない.

 輸入車あるあるなのでしょうが,ナビはあんまり賢くありません.ただ,最新のMBUX搭載モデルではあるので,以前のナビから比べるとこれでもマシにはなってきているのかもしれませんが,国産車のナビの方が細かい設定など融通がきくと思います.

⑨DCTがギクシャクする.

 8速DCTである,メルセデス内製の8G-DCTが搭載されていますが,極低速域ではギクシャクしがちであり,繊細なアクセルワークが要求されます.過去に試乗したCLA45Sに搭載されているDCTはスピードシフトを売りにしており,かつスムーズであったで,200dのDCTのクオリティも是非引き上げて欲しいものです.

⑩故障が多い.

 これについては次回のブログで詳細を書かせていただきます.

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