私は2019年秋に現行CLA200dの初期ロットを購入したので,まもなく納車4年になります.
当時最先端と思われた2連ワイドモニターを使ったインテリアですが,昨今はBMWやヒョンデも追従しています.
メルセデスは2013年の先代Sクラス(W222)から2連ワイドモニターのインテリアを使用していましたが,最近はセンターコンソール中央に大型ディスプレイを鎮座させるスタイルに変更しています.
CLAなどのAクラスファミリーの2連ワイドモニターは10.25インチ×2の展開であり,EクラスやSクラスなど上位車種で採用されている12.3インチ×2のものよりも一回り小さくなっています.
さて,メルセデスに限らずモニターの大型化は最近のトレンドですが,果たして必要なのでしょうか?
個人的にはセンターモニターの使用頻度はかなり低いです・・・.
詳細は上記記事もご参照いただきたいですが,一人で通勤している時などはほとんどiPadを装着しての運用になっていますので,センターモニターを潰してしまっています.
この運用だとエアコンの設定温度が見えないのが玉に瑕ですが,それ以外は全く不便を感じません.
遠出をする時などでナビゲーションを作動させる場合はiPadを装着しないことが多いです.
10.25インチのワイドディスプレイは天地方向が短いので,進行方向の先がやや見えにくいというのが欠点だとは思います.(拡大縮小などを駆使すればそこまで大きな問題にはなりませんが・・・.)
Cクラス以上の大型モニターだとルート案内中の快適性はやや向上すると思います.
ただ,Cクラスはエアコン吹き出し口よりもモニターが下になる構造なので,Aクラスファミリーと比較してナビゲーション画面を見る場合の視線移動が多くなってしまうのは欠点であると言えなくもありません.
いずれも公式サイト画像ですが,上のCクラスの方がモニターは大型化されていますが,位置はAクラスよりも下に下がっていることが分かります.
一長一短ですね・・・.
ちなみにCクラスのモニターの下部はエアコンになっており,温度調整もタッチパネルとなります.Aクラスは物理スイッチが残されています.このあたりも好みが分かれるかもしれません.
先進性という観点では大型ディスプレイの方が上回りますし,高級感も増しますが,オーナーになってしまうと意外とディスプレイサイズなどはどうでもいい要素になってしまうものなのかもしれないと感じる今日このごろです.
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