メルセデス・ベンツは2022年〜2023年にかけて現行型のA、Bクラス、CLA、GLA、GLBをマイナーチェンジしています。
マイナーチェンジ直後の個体の映像を振り返ると、フロントに搭載される運転支援(ADAS)用のカメラはマイナーチェンジ前と同様にステレオカメラでした。
しかし、2024年に登場したCLAの特別仕様車「ナイトエディション」や2025年に登場したGLAの「Urban Stars」の紹介映像ではカメラが単眼化されています。
おそらく2024年頃からのAクラスファミリーは年次改良でステレオカメラから単眼への変更が実施されているようです。
ドイツ本国サイトでも、現在はAクラスファミリーは単眼化されていることが確認できます。
一方、GLCやCクラスのドイツサイトでのコンフギュレーターではデフォルトの状態では単眼カメラですが、アクティブディスタンスアシストディストロニックを選択するとステレオカメラになるのが確認できます。
単眼カメラの方が高性能だとしたら、GLCやCクラスなどでも単眼カメラ化が実施されているはずなので、やはりAクラス系のADASはコストカットされたと考えるのが妥当かもしれません。
私はCLA200dをデビュー当初に購入しましたが、以降は改悪ラッシュが目立ちました。
今、2019年式の中古車を買うというのは意外とアリかもしれませんね。
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コメント
GLEもCore追加時のプレスリリース見てるとモノカメラってなってます。
NGCCがモノカメラになったときに担当セールスに聞いたら、カメラの性能が上がったからっては言ってました
コメントありがとうございます。
そうなのですね。ホンダのヴェゼルなども同様の理由でのシングル化がされているようですね。
実際の運転支援の性能差が気になりますね。
以前ディーラーで国際基準に合わせる変更に関するAクラス系の資料を拝見させてもらいました。
資料によるとレーンキープアシストのセンタリグ制御が向上しているとのことでした。
代わりにレーンチェンジアシストが ×
他にはミリ波レーダーの有効距離変更も伴っていました。
貴重な情報提供ありがとうございます。
単純なコストカットというわけではなく、センタリング制御が向上しているのですね。
レーンチェンジアシストがカットされるのは寂しいですが・・・。
ミリ波レーダーも有効距離アップしているのでしょうかね。