私のメルセデス・ベンツCLA200dには8G-DCTと呼ばれる8速DCTが搭載されています.
今回はDCTの特性およびDCTに優しい運転についてまとめたいと思います.
ATとの違いは?
DCTはデュアルクラッチトランスミッションのことで,基本的にはマニュアルトランスミッションをベースに設計されています.
偶数段と奇数段の2系統にあるギアのそれぞれにクラッチを備えているのでスピーディーかつダイレクトな変速が売りです.
通常のトルクコンバーターと備えるATとは異なり,クリープ現象については半クラッチで擬似的に作られています.
ATと同様に2ペダルなので基本的に普通のATと同じ操作で運転できますが,DCT特有の注意点もあるので気を付ける必要があります.
DCTに負荷をかけない上手な運転とは?
DCTは部品点数も多く,登場当初のフォルクスワーゲン系のDCTは特にトラブルが多発しており有名でした.
上記動画でも解説されていますが,停車状態から急激にアクセルペダルを踏み込むとDCTに大きな負荷がかかり望ましくありません.
ブレーキペダルを話して,少し車が擬似クリープで前に進み出してからアクセルペダルを踏み込むとDCTに負荷をかけずに発進することがことが可能になります.
とはいえ,現行のメルセデスベンツのDCTは湿式DCTを搭載しており,そこまでピーキーな挙動ではないので,発進加速についてはあまり意識しなくても大丈夫かと思います.
一方,車庫入れする際など,リバースに入れてすぐにアクセルを踏むと大きなショックを発生させてしまうことがあるので注意が必要です.
たとえ急いでいてもリバースに入れれからワンテンポ空けてからアクセルを踏んだほうが滑らかでDCTに優しい車庫入れが可能になります.
その他注意事項は?
ATとは異なり,DCT特有の注意事項として坂道発進が苦手であるという点も挙げられます.
坂道発進ではMTベースのDCTでは普通に下がってきてしまいます.
HOLD機能を駆使すれば安全に発進できるので,必ずHOLD機能をオンにしてからの使用をお勧めいたします.
フォルクスワーゲン ポロなどは手動のサイドブレーキかつDCT搭載車なので,坂道発進はサイドブレーキ併用で頑張らなければならないシーンもありえます.
このあたりはトルコンATと比べて辛いところですね.
まとめ
ATと似ているようで異なフィーリングのDCTの特徴をまとめました.
ATよりもアクセルペダルを繊細に操作しないとギクシャクしやすいというデメリットがあるので好き嫌いが分かれそうですが,個人的にはダイレクトな変速感が味わえてドライバーの操作を素直に反映してくれるトランスミッションなので気に入っています.
DCTだからという理由で敬遠する必要はないと思います.
故障リスクを減らすためにも上手に付き合っていきましょう.
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